未知なる恐怖への挑戦
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/02/28 05:17 UTC 版)
コード | X4 |
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日本語題 | 未知なる恐怖への挑戦 |
必要なルール | D&Dエキスパート・セット |
レベル | 6 - 9 |
セッティング | ミスタラ |
製作者 | デイヴィッド・クック |
初版出版年 | 1983 |
ページ数 | 32 |
関連するモジュール | |
X1, X2, X3, X4, X5, X6, X7, X8, X9, X10, X11, X12, X13, XL1, XSOLO, XS2 |
『マスター・オブ・ザ・デザート・ノーマッズ』(Master of the Desert Nomads)は、デイヴィッド・クックがD&Dエキスパート・セットで使用するためにデザインしたダンジョンズ&ドラゴンズのモジュールである。
これは2連作冒険の前編であり、後編はTemple of Deathである。
1987年には『未知なる恐怖への挑戦』(みちなるきょうふへのちょうせん)というタイトルで日本語版が出版された。
プロット概要
このシナリオで、冒険者は邪悪な修道院を発見するために、河をさかのぼり砂漠を横断せねばならない[1]。冒険では多くの荒野での遭遇が詳述されている[1]。
大荒野からの遊牧民部族の侵略者が街の略奪を開始し、共和国の統治者はこれらの遊牧民と戦うための手助けを求める使いをよこした。パーティが最近解放された村で、主力軍との合流を目指している増援部隊に加入した時、彼らは遊牧民の痕跡を発見し、そこに数日間野営する。
任務の始めに、プレイヤーキャラクターは遊牧民のマスターについてより多くの情報を得るために隠密行動を取り、そして生還してパーティを雇った人々に報告せねばならない。
出版履歴
X4 Master of the Desert Nomadsはデイヴィッド・クックによって執筆され、アートワークはティム・トルーマン担当で、32ページの小冊子と外装カバーという体裁で、1983年にTSRが出版した[1]。このモジュールは「砂漠の遊牧民」シリーズの前編であった[1]。
1987年4月、株式会社新和が日本語版を出版した。
評判
リック・スワンはSpace Gamer誌71号でこの冒険を論評した。スワンは「Master of the Desert Nomadsは、TSRのD&Dモジュールではあまりにも一般的な、退屈なダンジョン探検からの歓迎すべき救済をただ単に備えているだけではない。これはあらゆる意味で本物の叙事詩なのだ」。彼は「各遭遇がそれ自身刺激的であるだけでなく、それらはまたマスターと彼の邪悪な秘密に関する手がかりと洞察を、注意を怠らないプレイヤーに提供する」、そして「DMは戦闘の経過を追うのに何も問題はないだろう」と補足した。彼は最後に「ちょっとした詐欺」と非難した。なぜならプレイヤーキャラクターは、この冒険でマスターとは決して遭遇しないからであり、「このモジュール全体が実際はまさしく(Temple of Deathの)プロローグにすぎない」、また「これを単独で遊んでもあまり満足できない」と感じた。彼は「総合すれば、砂漠の遊牧民シリーズはかなり長い間、TSRが製作した冒険の中で最も創造力に富み刺激的なものの1つである」と述べて締めくくった[2]。
参考文献
- ^ a b c d シック, ローレンス (1991年). Heroic Worlds: A History and Guide to Role-Playing Games. Prometheus Books. p. 149ページ. ISBN 0-87975-653-5.
- ^ スワン, リック (1984年11月/12月). “Capsule Reviews”. The Space Gamer (スティーブジャクソンゲームズ) (71号): 56ページ.
関連項目
「Master of the Desert Nomads」の例文・使い方・用例・文例
- 先日はR2 Masterヘッドホンを2 つご注文いただき、ありがとうございました。
- Microsoftがβ版をランチするのは「NetShow streaming server」で動画や音声をオンデマンドで提供する。
- 《主に米国で用いられる》 = 《主に英国で用いられる》 an admiral of the fleet 海軍元帥.
- 篏入的 r 音 《英音の India office /ndiərfɪs/の /r/の音》.
- =《口語》 These kind of stamps are rare. この種の[こういう]切手は珍しい.
- (英国の)運輸省. the Ministry of Education(, Science and Culture) (日本の)文部省.
- は of の誤植です.
- を off と誤植する.
- あいまい母音 《about, sofa などの /ə/》.
- 副詞的小詞 《on, in, out, over, off など》.
- 迂言的属格 《語尾変化によらず前置詞によって示す属格; たとえば Caesar's の代わりの of Caesar など》.
- çon of garlic [humor]. それにはガーリック[ユーモア]がちょっぴり必要だ.
- 《主に米国で用いられる》 = 《主に英国で用いられる》 the Speaker of the House of Commons 下院議長.
- 《主に米国で用いられる》 = 《主に英国で用いられる》 the Committee of Ways and Means 歳入委員会.
- 初めて読んだ英文小説は“The Vicar of Wakefield”
- (違法罪―a sin of commission―に対する)怠惰罪
- 『each』、『every』、『either』、『neither』、『none』が分配的、つまり集団の中の1つのものを指すのに対し、『which of the men』の『which』は分離的である
- 『hot off the press(最新情報)』は『hot(最新の)』の拡張感覚を示している
- 『Each made a list of the books that had influenced him』における制限節は、リストに載った本を制限節で定義された特定の本だけに制限する
- 臨床的鬱病を治療するのに用いられる三環系抗鬱薬(商品名ImavateとTofranil)
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