Marshal.CreateWrapperOfType メソッド
アセンブリ: mscorlib (mscorlib.dll 内)

Dim o As Object Dim t As Type Dim returnValue As Object returnValue = Marshal.CreateWrapperOfType(o, t)
戻り値
指定した型のインスタンスとなる新しくラップされたオブジェクト。


CreateWrapperOfType は COM クラス型 (通常は汎用の __ComObject 型) を別の COM クラス型に変換します。パラメータ o で表す入力側の COM オブジェクトは、ランタイム呼び出し可能ラッパーです。このラッパーの詳細については、「ランタイム呼び出し可能ラッパー」を参照してください。
t パラメータと o パラメータはどちらも、シグネチャに System.Runtime.InteropServices.ComImportAttribute が属性付けされたクラスである必要があります。タイプ ライブラリ インポータ (Tlbimp.exe) は、タイプ ライブラリをインポートするときこの属性を適用します。ランタイム呼び出し可能ラッパーをソース コードに手作業で記述する場合は、元のコクラスを表すマネージ シグネチャにこの属性を適用して、元の COM に通知してください。
Tlbimp.exe は COM のコクラスをマネージ クラスとインターフェイスとしてインポートします。コクラスのインターフェイスには元のコクラスと同じ名前が付けられ、マネージ クラスには元のコクラスの名前の末尾に "Class" が追加された名前が付けられます。たとえば、MyCoclass という名前のコクラスの場合、コクラスのインターフェイスの名前は MyCoclass となり、マネージ クラスの名前は MyCoclassClass となります。t はインターフェイスではなくクラスである必要があるので、ここではコクラスのインターフェイスではなく、マネージ クラス (MyCoclassClass) を指定してください。
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新しいランタイム呼び出し可能ラッパーのインスタンスは、元のランタイム呼び出し可能ラッパーが公開していた IUnknown ポインタをラップするため、入力側の COM オブジェクトの ID は失われます。 |

- SecurityPermission (アンマネージ コードを呼び出すために必要なアクセス許可)。 UnmanagedCode (関連する列挙体)。LinkDemand (セキュリティ アクション)。

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition
開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。


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