MTB-82D(МТБ-82Д)
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「総括制御 (トロリーバス)」の記事における「MTB-82D(МТБ-82Д)」の解説
詳細は「MTB-82(ロシア語版)」を参照 トロリーバスにおいて大祖国戦争後初めて量産が実施されたトロリーバス。ソ連各地の都市に導入されたが、その中でもキエフで使用されていたMTB-82Dが最初の総括制御編成として改造を受けた。試験車両を含めて1968年までに49編成がキエフに導入された他、ミンスクやモスクワにも1編成づつ導入された。しかし旧型車両であった事から2両編成としての使用は短期間に終わり、ミンスクからは1973年、キエフからは1974年に総括制御運転を終了した他、モスクワでは試運転のみに終わった。 開発時、これらの車両には閑散時での運用や消費電力を考慮し、車庫で短時間での車両の切り離しが可能な構造となっていたが、実際の運用では常に連結運転が行われ使用される機会は僅かに留まった。そのため次項で述べる後継車両にこの機構は用いられていない。 MTB-82D 総括制御編成 主要諸元編成長着席定員立席定員加速度減速度参考乗客密度4人/m2時乗客密度8人/m2時21,730mm 78人 130人 184人 1.0m/s2 4.0m/s2
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