MTB用コンポーネント
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/12 08:18 UTC 版)
「SRAM (自転車メーカー)」の記事における「MTB用コンポーネント」の解説
グリップシフト(現ツイスターシフター)を生み出した会社であり、他にも親指1本で操作できるシフターであるトリガーシフターをラインナップに入れている。両方とも独自規格へ変更されたが、未だにシマノ用のシフターは販売している。 バリエーションについては最上級のXXからX.0、X.9、X.7、X-5、X.4、X.3となっている。X.0には現在フロントディレーラーが用意されておらずリアディレイラーのみとなっている。シフターはX-5のみツイスターが選べずトリガーシフターのみ、3.0は逆にトリガーシフターが選べずツイスターのみとなっている。Xシリーズはフロントはシマノ、リアはSRAMという混在も可能。SRAMのフロント変速性能が劣るため、この構成で採用する完成車メーカーも多い。 2009年、フロント2速、リア10速の最上位モデルであるXXが発売された。2012年、フロント1速、リア11速の最上位モデルであるXX1が発表された。リアカセットは42-10となり、従来のリアハブとの互換性はなくなった。フロント1速(つまりフロント側はシングルギヤで変速機なし)は、プロ選手の支持を得て、MTBコンポーネントの主流となった。フロント変速機でアドバンテージを持つシマノもこれに追従せざるをえなくなり、MTB領域での顧客数をシマノから奪うことになった。2016年、上級機種のXX1イーグル、X01イーグルでリヤの12速化を成し遂げ、11速のままのシマノに差をつけた。スプロケットも10-50Tを導入している。
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