MTHのトラブル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/04 02:39 UTC 版)
「Intel 820」の記事における「MTHのトラブル」の解説
MTHは、次世代メモリが量産効果で値下がりするまでSDRAMを代用できるようにすることでIntel 820の普及を狙ったものだったが、実際には非常に信号仕様がシビアであり、PC100 SDRAMを利用すると稼動しない・安定しないといった現象が多発していた。 さらに2000年5月10日にはMTHに高負荷がかかった場合、MTHがリセットしてしまう致命的なバグが発覚した。これによりMTH搭載製品は全品リコール対象となり、高価なRDRAMと組合わせるしかなくなったIntel 820の普及がさらに困難になっただけでなく、Intel 820とRDRAMの双方に多大な悪いイメージをもたらせてしまった。
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