MAPシステム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/08 17:22 UTC 版)
「丸呑み (アダルトゲーム)」の記事における「MAPシステム」の解説
MAPは地上2階地下1階の、計3階で構成される。各フロアは、複数のエリアが通路で結ばれた状態となっており、一部の通路には昇降するための階段が設けられている。これが、現実空間から隔離された閉鎖空間「狩場」である。主人公には作り出した「狩場」を現実空間から隔離したまま維持する力「狩場維持力」が設けられており、時間経過、交戦を始めた後での逃走、戦闘敗北などによって減少していく。「狩場維持力」が0になると「狩場」は失われ、捕食できなかったターゲットは現実世界に開放され、ゲームオーバーとなる。ターゲットとなる女性は、ゲーム初期から複数存在し、プレイ状況に応じて追加されていく。また、狩場維持力が0になる前に狩場から離脱するターゲットも一部存在する。 狩場のエリアは屋内の場合もあれば屋外の場合もあり、屋外を走っているつもりがいつの間にか地下通路になっているといったように、空間が捻じ曲がっている。これらのエリアはいずれかのターゲットが現実世界で記憶していた場所であることが、作中で示されている。そのため、ターゲットが主人公に捕食されるなどのゲーム進行に応じて、一部のエリアが通行不可能となる場合がある。主人公もターゲットも、基本、隣接した通路あるいはエリアのみに移動することが可能である。前述のように一部のエリアが通行不可能となると、袋小路となる場所が発生することになる。これはターゲットを追い詰めていく上で有利な場所となる。 ターゲットは通常MAP上には表示されておらず、ターゲットの体力が低下している場合や念力を使用している場合など、限られた状況でのみターゲットの位置を正確に確認することが可能となる。また、階ごとに気配を示すゲージがあり、これによって捕食していないターゲット数を確認することが可能となっている。ターゲットの位置や気配の確認は他の階についても自身のいる階同様となっている。これらの情報を元に、大抵の場合はターゲットの位置を推測しながらターゲットを追い込んでいくことになる。 主人公は本体以外に触手を持っており、狩場の全フロアの中から通路1箇所に触手を配置することが可能となっている。触手を配置した箇所にターゲットが侵入すると、ターゲットの足留め効果が発生する他、戦闘シーンに入るとターゲットを攻撃する上で有利な展開が得られる仕組みとなっている。触手は配置後に徐々に成長していき、足留めや戦闘補助の効果は触手の成長によって高まっていく。触手は一度配置すると、成長度合いが100%になるまでは触手を新たな場所に配置できなくなるため、どこの通路に触手を設置するかは戦略性のあるものとなっている。
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