M&Aによる拡大
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/16 16:20 UTC 版)
2010年代に入ってからはM&Aによる拡大路線を取っており、2014年現在以下の航空会社に出資している。ヴァージン・オーストラリア以外はほぼ経営権を握っており、事実上の傘下企業となっているが、経営難によりその後傘下から外れた会社もある。 セーシェル航空(セーシェル共和国)- 2012年に株式の40%を取得 エア・セルビア(セルビア)- 2013年8月に株式の49%を取得 ヴァージン・オーストラリア(オーストラリア)- 2014年5月に出資比率を21.24%に引き上げたが、2020年4月に経営破綻 アリタリア-イタリア航空(イタリア)- 2014年8月に株式の49%を取得したが、2017年5月に経営破綻し傘下から事実上離脱 ただアリタリア-イタリア航空の2017年5月経営破綻に加え、同年10月には提携先のエア・ベルリン、同年12月にはダーウィン・エアライン、さらに2019年4月にはジェットエアウェイズが運行を停止するなど、傘下企業の中には経営が厳しいものも多く、それらに足を引っ張られる形でエティハドの連結業績も2016年・2017年と赤字に転落し業績不振に陥っている。このため従来ライバルと見られていたエミレーツ航空との協力関係強化に走っており、操縦士の2社兼業を認めるなどの施策を打ち出している。
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