Logic Pro X
別名:ロジックプロX
Logic Pro Xとは、Appleが開発する音楽製作ソフトウェアである。プロフェッショナル向けの製品として販売されている。
Logic Pro Xには作曲支援から編集、ミキシングまで、曲の製作にかかる一連の作業を支援する機能が備わっている。ドラムスの自動演奏とセッションするかのような感覚でリズムを構築したり、膨大なサンプル音源をキーワードで検索して重ねたり、音源やエフェクトごとのサウンド調整を一元的に管理したり、作成した音源をパート別に保存して他の曲やアレンジ曲に転用したりできる。サウンド入力チャネルは数百に上るという。
2017年1月に発表された最新版のLogic Pro Xは、新型MacBook Proが搭載するTouch Barに対応する。各トラックの音量やサウンド調整をTouch Barで直感的に操作したり、キーボードショートカットを表示させてよく使う機能にアクセスしやすく設定したりできる。また、iOSデバイス(iPad Pro、iPad、iPhone)にモバイルアプリ「Ligic Lemote」をインストールすることで、macOS上のLogic Pro XにiOSデバイスからアクセスして操作できるようになる。
Appleが提供する音楽製作ツールとしては「GarageBand」もある。GarageBandは入門者向け、Logic Pro Xはプロ仕様と位置づけられる。GarageBandとLogic Pro Xの間には互換性がある。
※画像 / Apple Japan
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Logic Pro X
Logic Pro X
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/23 03:23 UTC 版)
「Logic Pro」の記事における「Logic Pro X」の解説
2013年7月16日、Logic Pro最新版として Logic Pro Xがリリースされた。 従来のグレーから、Final Cut Pro Xと同系統の黒を基調としたウィンドウデザインに変更。このバージョンより64ビット専用となり、Logic Pro 9に搭載されていた「32-bit Audio Unit Bridge」は廃止。32ビット版プラグインを利用するためには他社製のソフトウェアが必要になった。 2020年5月12日、Logic Pro X発表以来、最大規模のメジャーアップデートとして、Logic Pro X 10.5をリリースした。 同年11月12日、名称から"X"を外した、Logic Pro 10.6で、Appleシリコン搭載Macに対応し、10.7にてMacBook Pro(2021)へ対応、空間オーディオ対応した。
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