LILO
正式名称:Linux Loader
Linuxカーネルの起動用に開発されたブートローダ。機能はそれほど多くないが、複数のOSを起動し分けるブートセレクタの機能は備えている。
GRUB(Grand Unified Bootloader)とは違い、ファイルシステムを解釈できない。そのため、起動すべきLinuxカーネルのディスク上の記録位置(セクタ位置)を設定しておく必要があり、このセクタ位置がずれると起動できない問題がある。シェル機能も搭載しておらず、一度起動不能になると回復作業が難しい。
ただ、早期からLinuxの標準ブートローダとして使われていることや、シンプルな構成などから、現在でも広く利用されている。
関連見出し
GRUB
SYSLINUX
関連URL
lilo-delta(http://lilo.go.dyndns.org/)
LILO
読み方:ライロウ
LILOとは、OSを選択し、起動させるためのプログラムのことである。電源を入れた後、LILOが起動することで、OSを選択することが可能となる。
フロッピーディスクの最初のセクタ、ブートパーティションの最初のセクタ、マスターブートレコードのいずれかにインストールして使用する。ただし、ディストリビューターによれば、Windowsなどの複数のOSと共存させたい場合、安全かつ確実に起動できるフロッピーディスクでの起動が望ましいとされている。
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Lilo
LILO
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/16 15:59 UTC 版)
LILO(リロ、ライロウ)はLinuxに使われるブートローダである。LInux LOaderからこの名が取られている[2]。
- ^ Wiedorn, Joachim (2015年11月22日). “LILO Bootloader for GNU/Linux”. 2021年1月16日閲覧。
- ^ “BootLoader > Lilo”. 2021年1月16日閲覧。
- 1 LILOとは
- 2 LILOの概要
固有名詞の分類
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