LILO
正式名称:Linux Loader
Linuxカーネルの起動用に開発されたブートローダ。機能はそれほど多くないが、複数のOSを起動し分けるブートセレクタの機能は備えている。
GRUB(Grand Unified Bootloader)とは違い、ファイルシステムを解釈できない。そのため、起動すべきLinuxカーネルのディスク上の記録位置(セクタ位置)を設定しておく必要があり、このセクタ位置がずれると起動できない問題がある。シェル機能も搭載しておらず、一度起動不能になると回復作業が難しい。
ただ、早期からLinuxの標準ブートローダとして使われていることや、シンプルな構成などから、現在でも広く利用されている。
関連見出し
GRUB
SYSLINUX
関連URL
lilo-delta(http://lilo.go.dyndns.org/)

LILO
読み方:ライロウ
LILOとは、OSを選択し、起動させるためのプログラムのことである。電源を入れた後、LILOが起動することで、OSを選択することが可能となる。
フロッピーディスクの最初のセクタ、ブートパーティションの最初のセクタ、マスターブートレコードのいずれかにインストールして使用する。ただし、ディストリビューターによれば、Windowsなどの複数のOSと共存させたい場合、安全かつ確実に起動できるフロッピーディスクでの起動が望ましいとされている。
UNIX: | キャリアグレードLinux コアダンプ LGPL LILO Linux LIDS Linuxディストリビューション |
「Linux Loader」の例文・使い方・用例・文例
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