John III, Duke of Clevesとは? わかりやすく解説

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ヨハン3世 (ユーリヒ=クレーフェ=ベルク公)

(John III, Duke of Cleves から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/05/05 07:23 UTC 版)

ヨハン3世
Johann III.
ユーリヒ=クレーフェ=ベルク公
在位 1521年 - 1539年

出生 (1490-11-10) 1490年11月10日
神聖ローマ帝国、デッゲンドルフ
死去 (1539-02-06) 1539年2月6日(48歳没)
配偶者 マリア・フォン・ユーリヒ=ベルク
子女 ジビュレ
アンナ
ヴィルヘルム5世
アマーリエ
家名 マルク家
父親 クレーフェ=マルク公ヨハン2世
母親 マティルデ・フォン・ヘッセン
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ヨハン3世と妃マリア

ヨハン3世Johann III. von Jülich-Kleve-Berg1490年11月10日 - 1539年2月6日)は、ラーフェンスベルク領主、マルク伯およびユーリヒ=クレーフェ=ベルク公平和公(der Friedfertige)と呼ばれた。

生涯

クレーフェ=マルク公ヨハン2世とマティルデ・フォン・ヘッセンの息子として1490年11月10日に生まれた[1]。1510年にユーリヒ=ベルク公ヴィルヘルムの娘で女子相続人であったマリアと結婚した[2][3]

1521年以降ユーリヒ=クレーフェ=ベルク公と名乗るようになる[4]。また、1528年以降はラーフェンスベルク伯領の領主となった。ヨハン3世は、プロテスタントの宗教改革においては2つの宗派の間で中道的態度を貫いた[5]。実際、クレーフェの宮廷に真に影響を与えていたのはエラスムスであった[6]。ヨハン3世の臣下の多くは、オランダの学者および神学者の友人であり、信奉者であった。1532年、ヨハン3世はエラスムスの多くの考えを表現した教会規則のリスト(Kirchenordnung)を書き上げた[7]

ヨハン3世は、長女のジビュレをザクセン選帝侯ヨハン・フリードリヒと結婚させたように、バランス感覚を持ち合わせていた。ヨハン・フリードリヒは後にシュマルカルデン同盟を主導した。多くの点で、ヨハン3世の宮廷は王妃を育てるのに理想的であった。基本的にリベラルであったが、真面目で、神学的な傾向があり、非常にエラスムス的であった。娘アンナはこのような宮廷で育てられ、後にイングランド王ヘンリー8世の4番目の妃となった[3]

子女

1509年、ユーリヒ=ベルク公ヴィルヘルムの女子継承者マリアと結婚、4人の子をもうけた。

  1. ジビュレ(1512年 - 1554年) - ザクセン選帝侯ヨハン・フリードリヒ[3]
  2. アンナ(1515年 - 1557年) - イングランドヘンリー8世の4度目の妃(英語名アン・オブ・クレーヴズ)[3]
  3. ヴィルヘルム(1516年 - 1592年) - ユーリヒ=クレーフェ=ベルク公。神聖ローマ皇帝フェルディナント1世の皇女マリアと結婚[3]
  4. アマーリエ(1517年 - 1586年) - 未婚

脚注

  1. ^ Morby 1989, p. 135.
  2. ^ Schutte 2022, p. 102.
  3. ^ a b c d e Ward, Prothero & Leathes 1934, table 38.
  4. ^ Haude 2000, p. 72.
  5. ^ Erasmus 2020, 2852.
  6. ^ Fraser 1992, p. 68.
  7. ^ Tracy 1972, p. 205.

参考文献

  • Erasmus, Desiderius (2020). Estes, James M.. ed. The Correspondence of Erasmus: Letters 2803 to 2939. 20. University of Toronto Press 
  • Fraser, Antonia (1992). The Wives of Henry VIII. Alfred A. Knopf, Inc. 
  • Haude, Sigrun (2000). In the Shadow of "Savage Wolves": Anabaptist Münster and the German Reformation During the 1530s. Brill 
  • Morby, John (1989). Dynasties of the World: A chronological and genealogical handbook. Oxford University Press 
  • Schutte, Valerie (2022). “Anne of Cleves: Survivor Queen”. Tudor and Stuart Consorts: Power, Influence, and Dynasty. Palgrave Macmillan. pp. 101-118 
  • Tracy, James D. (1972). Erasmus, the Growth of a Mind. Librairie Droz 
  • Ward, A.W.; Prothero, G.W.; Leathes, Stanley (1934). The Cambridge Modern History. XIII. Cambridge at the University Press 
先代
ヨハン2世
クレーフェ公マルク伯
1521年 - 1539年
次代
ヴィルヘルム
先代
ヴィルヘルム4世(3世)
ユーリヒ公ベルク公
1511年 - 1539年
マリアと共同統治
次代
ヴィルヘルム5世(4世)

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