JBK-MC33
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/05 02:53 UTC 版)
平成18年自動車排出ガス規制に適合させ型式名に排出ガス識別記号JBK-を付与したフルモデルチェンジ車である。 BA-MC33型から最大の変更点は、MC15E型エンジンに施した以下の対策にある。 燃料供給をVD10型キャブレターから、32bitプロセッサによるECUで制御するPGM-FI電子式燃料噴射装置へ変更 エアクリーナーケース容量を6.2L→6.4Lへ増量 エキゾーストマニホールド集合部にO2センサーならびにプリ マフラー内部にメインのキャタライザーを内蔵 この結果スペックは最高出力30ps〔22Kw]/10,500rpm・最大トルク2.2kg-m〔22N・m]/8,500rpmとなった。 車体面ではフレームは継承しつつも剛性の見直しを行い、シートならびにテールカウル形状およびバッテリー搭載位置を変更した結果シート下に小物入れを新設。このほか燃料タンクのリデザインによる容量13→12Lへの減少やサイドカバーデザイン変更も実施し、全長も2,080mmとなったほか車重は161kgとなった。 連結子会社のホンダアクセスからカスタマイズパーツとして、ビキニカウル・センターカウル・アンダーカウル・シングルシートカウル・サイドバックセット等が用意された。それぞれ組み合わせて装着することが可能である。 また全編オーストラリアメルボルンでのロケーション撮影によるスポットCMが制作されたほか、同社8代目代表取締役社長の八郷隆弘が愛車として保有する。
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