イベール
20世紀前半に活躍したフランスの作曲家。音楽に造詣の深い両親の元に生まれ、4歳からピアノを始めた。スペインの作曲家マニュエル・デ・ファリャ(1876年生まれ)とは従兄弟にあたる。12歳頃から作曲の勉強を始め、21歳でパリ音楽院に入学。ミヨー、オネゲルらと交流を持った。29歳で若手作曲家の登竜門であったローマ大賞を受賞。ピアノ曲「物語」や管弦楽曲でなを広め、その後舞台音楽の分野でも成功を収めた。
パリ音楽院の教育委員やローマのフランス学士院院長、1955年(65歳時)にはパリ・オペラ座総裁になるなど、重要で多忙な役職を歴任しつつ、旺盛な創作活動を行なった。
- Ibert, Jacquesのページへのリンク