IFormatter インターフェイス
アセンブリ: mscorlib (mscorlib.dll 内)


このインターフェイスは、System.Runtime.Serialization アーキテクチャでフォーマッタとして識別された任意のクラスで実装する必要があります。
独自のシリアル化を制御するオブジェクトは、ISerializable インターフェイスを実装することにより、シリアル化できます。オブジェクトをシリアル化するには、そのオブジェクトをシリアル化できるオブジェクトとしてマークする必要があります。オブジェクトをシリアル化できるオブジェクトとしてマークするには、シリアル化できる属性をクラスに適用します。グラフ内の任意のオブジェクトをシリアル化できない場合、シリアル化は失敗します。
実装時の注意 すべてのフォーマッタは、このインターフェイスを実装する必要があります。Serialize を使用して、オブジェクトまたはオブジェクトのグラフをシリアル化します。Deserialize を使用して、ストリームを逆シリアル化し、元のオブジェクトまたは元のオブジェクトのグラフの複製を作成します。
Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition
開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。


IFormatter プロパティ

名前 | 説明 | |
---|---|---|
![]() | Binder | 逆シリアル化中に型の検索を実行する SerializationBinder を取得または設定します。 |
![]() | Context | シリアル化および逆シリアル化に使用する StreamingContext を取得または設定します。 |
![]() | SurrogateSelector | 現在のフォーマッタが使用する SurrogateSelector を取得または設定します。 |

IFormatter メソッド

名前 | 説明 | |
---|---|---|
![]() | Deserialize | 指定されたストリームのデータを逆シリアル化し、オブジェクトのグラフを再構成します。 |
![]() | Serialize | オブジェクト、または指定されたルートのオブジェクトのグラフを指定されたストリームにシリアル化します。 |

IFormatter メンバ
シリアル化されたオブジェクトの書式を指定するための機能を提供します。
IFormatter データ型で公開されるメンバを以下の表に示します。

名前 | 説明 | |
---|---|---|
![]() | Binder | 逆シリアル化中に型の検索を実行する SerializationBinder を取得または設定します。 |
![]() | Context | シリアル化および逆シリアル化に使用する StreamingContext を取得または設定します。 |
![]() | SurrogateSelector | 現在のフォーマッタが使用する SurrogateSelector を取得または設定します。 |

名前 | 説明 | |
---|---|---|
![]() | Deserialize | 指定されたストリームのデータを逆シリアル化し、オブジェクトのグラフを再構成します。 |
![]() | Serialize | オブジェクト、または指定されたルートのオブジェクトのグラフを指定されたストリームにシリアル化します。 |

- IFormatterのページへのリンク