Horela lipka, horela
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/02 21:25 UTC 版)
「おお牧場はみどり」の記事における「Horela lipka, horela」の解説
スロバキアおよびチェコ・モラヴィア地方の"Horela lipka, horela"(菩提樹が燃えていた、燃えていた)は、燃え上がる菩提樹のもとで火の粉に包まれ泣く娘と、その事態にあわてふためく若者たちを歌ったものである。 歌詞は一般的に4番まで。男たちがただ狼狽し嘆き悲しむばかりで何も手に付かず、それどころか「一人だけ泣いていない、(あいつの)彼女への愛は偽物だったのだ」と嘆き方で娘への愛情の差を競おうとまでする情けない体たらくを見た娘が、「そんなことよりまずこの火を消して」とあきれ返る落ち。3, 4番の間に「なんで皆さん私のために泣くの、私は一人きりじゃない」を入れて5番構成にしたものや、順番を入れ換えて「一人だけ泣いていない─」を落ちにした構成など、地域により若干の違いが見られる。 日本語歌詞の「ホイ!」に相当する"Hej!"のかけ声を入れる例は少なく、最終小節の旋律も日本語版と異なる。 スロバキア語原詞日本語直訳1. Horela lipka, horela,horela lipka, horela,pod ňou ma milá, pod ňou ma milá,horela lipka, horela, pod ňou ma milá sedela.Tečie voda zhora, bystrá je ako ja, točí sa okolo, okolo javora.Tečie voda zhora, bystrá je ako ja, točí sa okolo, okolo javora. 菩提樹が燃えていた 燃えていた菩提樹が燃えていた 燃えていたその下に私の愛する子が その下に私の愛する子が菩提樹が燃えていた 燃えていた その下に私の愛する子が座っていた山から流れ出る水は 私のように輝いていて カエデの周りを回っている山から流れ出る水は 私のように輝いていて カエデの周りを回っている 2. Iskričky na ňu padali,iskričky na ňu padali,všetci mladenci, všetci mladenci,keď na ňu iskry padali, všetci mládenci plakali.Tečie voda zhora, bystrá je ako ja, točí sa okolo, okolo javora.Tečie voda zhora, bystrá je ako ja, točí sa okolo, okolo javora. 火の粉が彼女に落ちた火の粉が彼女に落ちた若者たちはみな 若者たちはみな火の粉が彼女に飛んだとき 若者たちはみな泣いた山から流れ出る水は 私のように輝いていて カエデの周りを回っている山から流れ出る水は 私のように輝いていて カエデの周りを回っている 3. Iba ten jeden neplakal,iba ten jeden neplakal,čo ju falošne, čo ju falošne,iba ten jeden neplakal, čo ju falošne miloval.Tečie voda zhora, bystrá je ako ja, točí sa okolo, okolo javora.Tečie voda zhora, bystrá je ako ja, točí sa okolo, okolo javora. 一人だけ泣いていなかった一人だけ泣いていなかったそれは偽物だったのだ それは偽物だったのだ一人だけ泣いていなかった 彼女への愛は偽物だったのだ山から流れ出る水は 私のように輝いていて カエデの周りを回っている山から流れ出る水は 私のように輝いていて カエデの周りを回っている 4. Neplačte chlapci, neplačte,neplačte chlapci, neplačte,radšej tu lipku, radšej tu lipku,neplačte chlapci, neplačte, radšej tu lipku zahaste.Tečie voda zhora, bystrá je ako ja, točí sa okolo, okolo javora.Tečie voda zhora, bystrá je ako ja, točí sa okolo, okolo javora. 若者たち泣かないで 泣かないで若者たち泣かないで 泣かないでそんなことよりこの菩提樹の そんなことよりこの菩提樹の若者たち泣かないで 泣かないで そんなことよりこの菩提樹の火を消して山から流れ出る水は 私のように輝いていて カエデの周りを回っている山から流れ出る水は 私のように輝いていて カエデの周りを回っている ※2番の冒頭4小節の歌詞を"Keď na ňu iskry padali, keď na ňu iskry padali"(火の粉が彼女に飛んだ、火の粉が彼女に飛んだ)とする場合も多い。各番の第7, 8小節を続く第9, 10小節との繰り返しとする場合もある(1番の例:"pod ňou ma milá sedela, pod ňou ma milá sedela")。
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