Farmnote
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/31 08:56 UTC 版)
Farmnoteは、牛の頭数、牛の食事や就寝時間、病気や治療の記録、種付けの履歴などの情報を一括管理するシステム。牧場の従業員はFarmnoteのアプリから「発情」や「種付」など個体情報を記録することで、繁殖予定や移動履歴、預託状況などを個体ごとに自動整理する。タイムライン形式(時系列)に個体ごとの牛の一生が記録されるため、過去の個体情報の履歴も参照しやすい。 2016年からは、加速度センサーなどを内蔵した牛専用のウェアラブルデバイス「ファームノートカラー(Farmnote Color)」を提供し、ファームノートカラーから送られてくるデータをクラウドストレージに蓄積して機械学習させたAIで解析することで牛の行動を判定し、発情行動や病気の疑いを検出、通知する。2018年9月時点のファームノートカラーの導入農家は約50件。 「経験と勘」に頼って行われていた畜産・酪農業界にIoT(モノのインターネット)技術を導入した事例として知られる。
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