FM-77とは? わかりやすく解説

FM-77

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/11 07:04 UTC 版)

「FM-7」の記事における「FM-77」の解説

FM-77(エフ・エム・セブン・セブン)は1984年、FM-7後継機種としてFM-NEW7とともに発売された。FM-11同様にキーボード分離し3.5インチフロッピーディスクドライブ、JIS第一水準漢字ROM本体内蔵したモデルである。ディスク版F-BASIC V3.0L2.0とFM Logo付属したキーボードパラレルインターフェースで、コード黄色い(D1/D2のみ。L2/L4は本体同色カールコードとなっているが太い。本体色はオフホワイト本体発熱量高く長時間使用し続けているとフロッピードライブ入れたディスクまで熱くなるという特徴があった。 拡張性がFM-7に比べ大きく向上しメモリ管理ユニットMMU)であるメモリ・マネージメント・レジスタ(MMR)を搭載してメイン側のメモリアドレス空間が256KiBに広がったほか、サブシステム改良されサイクルスチールによりVRAMアクセスタイミングなどが向上し表示高速化された。ただし、MMR使用時にはMPUクロックが2MHzから1.6MHzに低下した専用オプションとして、400ラインセット、1MBフロッピィコントロールカード、スーパーインポーズユニットなども用意された。 400ラインセットは99,800円と大変高価であったため、後にRAM容量日本語ワードプロセッサ削られ廉価版400ラインセットII49,800円で用意された。 1MBフロッピィコントロールカードは当初F-BASIC V3.5OS-9 Level IIOS-9 Level II起動にはRAMが最低128KB必要だが、400ラインカードはなくても可能)でしかサポートされていなかったが、後に400ラインセット不要使用できるようにF-BASIC V3.1が用意された。 スーパーインポーズユニットは200ラインでしか使用できないため、400ラインセットとは排他的に使用する必要があった。

※この「FM-77」の解説は、「FM-7」の解説の一部です。
「FM-77」を含む「FM-7」の記事については、「FM-7」の概要を参照ください。

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