F1スピリット 3Dスペシャル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/15 08:39 UTC 版)
「F1スピリット」の記事における「F1スピリット 3Dスペシャル」の解説
1988年秋のMSX2+規格発表に合わせ、MSX2+専用ソフトとして発売された。 MSX2+で搭載された横スクロール機能に走査線割り込みを併用することにより、ラスタースクロールによるフロントビューの擬似3Dを実現したことが特徴。引き換えに、前作の独特の疾走感は失われている。 クオリファイ制などゲームの基本システムは前作を踏襲している。マシンセッティングについては、タイヤの選択やウィングのダウンフォースなど、より細かくマニアックにセッティングできるようになった。 2人プレイについては、コナミから発売された「マルチプレイヤーケーブル」(1988年11月19日発売、税抜1,680円)によりMSX2+本体のジョイスティックポート同士を接続することで可能になる。本体やモニターのみならず、ゲーム自体も2組が必要となる。 音源はMSX2+で事実上標準搭載されたMSX-MUSICとPSGに対応。後年発売された本作のサウンドトラック『F1スピリット + F1スピリット 3Dスペシャル』のライナーノーツでは、曲想が制約されたことを吐露する記述があった。 コナミのMSX2+専用並びに、MSX-MUSIC対応ソフトは、結果的にこれが唯一の作品となり、以降のMSX2対応のソフトウェアの一部が2+の機能をサポートする形で両対応のものとしてリリースされている。
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