F1グランプリコース
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/11 17:05 UTC 版)
「インディアナポリス・モーター・スピードウェイ」の記事における「F1グランプリコース」の解説
F1においてはコース全体の半分を占める超高速オーバル区間に低速コーナー~高速セクションがバランスよく配置されたインフィールドエリアを組み合わせた1周4.192kmの高速テクニカルコースであった。1周平均速度こそ低いものの、エンジン全開時間が20秒ほどに及び、エンジンには非常に厳しいサーキットである。各車ともこの2km近いエンジン全開エリアでの最高速度を重視したセッティングになるため、インフィールドのダブルヘアピンといった低速コーナーでダウンフォースが足りずにマシンの挙動がグラつく事がままあった。ストレートをシケインで区切ったモンツァとはまたタイプの違う超高速サーキットである。一時期はシーズン後半のため、モンツァと高速サーキットの連戦となっていた。 最大のオーバーテイクポイントは1コーナー。オーバルの入り口、ダブルヘアピンでマシンの後ろに付けばオーバルで容易にオーバーテイクが可能であるため、当時のサーキットの中ではオーバーテイクがかなりやりやすいサーキットであった。バックストレートでも、入り口でミスがあればオーバーテイクは可能である。その反面、スタート時はコース幅が広く、長いストレートから入口が狭いインフィールドに入る第1コーナーで多重クラッシュが起こりやすいレイアウトであった。
※この「F1グランプリコース」の解説は、「インディアナポリス・モーター・スピードウェイ」の解説の一部です。
「F1グランプリコース」を含む「インディアナポリス・モーター・スピードウェイ」の記事については、「インディアナポリス・モーター・スピードウェイ」の概要を参照ください。
- F1グランプリコースのページへのリンク