Egg Shell
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/24 21:58 UTC 版)
『Egg Shell』 | ||||
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原田知世 の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | PARADISE STUDIO SHIBUYA | |||
ジャンル |
ポップス フレンチ・ポップ[1] | |||
レーベル | FOR LIFE | |||
プロデュース |
鈴木慶一 Co-Produced: 原田知世 | |||
原田知世 アルバム 年表 | ||||
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『Egg Shell』収録のシングル | ||||
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『Egg Shell』(エッグ・シェル)は、原田知世の通算11作目となるオリジナル・アルバム。1995年1月20日にFOR LIFEよりリリースされた[2]。
概要
1992年の『GARDEN』、1994年の『カコ』に続く鈴木慶一プロデュース3部作の第3作[3]。
オリジナル曲のほか、先行シングル「Attends ou va-t'en」(アトン・ウ・バトン) とカップリング曲「Une bell histoire」(エヌ・ベル・イストワール)[注 1]、「T'EN VA PAS」のリミックス・ヴァージョンが収録されている。カバー曲以外の作曲は鈴木と原田の二人が手掛けている (鈴木が6曲、原田が2曲)。
批評
音楽情報サイトCDジャーナルのレビューでは、「原田知世と鈴木慶一の共同プロデュースで作り上げたアルバムの第3弾。フレンチ・ポップスを軸に、アンニュイな声と大人の雰囲気でシュールな世界を演じて聴かせる。原田自らも作詞・作曲を手掛け、音楽的にも大きく成長した姿が分かる良いアルバム。」と評されている[4]。
収録曲
CD
# | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 時間 |
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1. | 「Une belle histoire」(ALBUM VERSION) | Pierre Delanoe | Michael Fugain | 鈴木慶一 | |
2. | 「月が横切る十三夜」 | 原田知世 | 原田知世 | 原田知世・鈴木慶一 | |
3. | 「月とボロ靴とわたし」 | 鈴木博文 | 鈴木慶一 | 鈴木慶一 | |
4. | 「記憶の翼」 | 鈴木博文 | 鈴木慶一 | 鈴木慶一 | |
5. | 「野営(1912からずっと)」 | 鈴木慶一 | 鈴木慶一 | 鈴木慶一 | |
6. | 「Attends ou va-t'en」 | Serge Gainsbourg | Serge Gainsbourg | 鈴木慶一 | |
7. | 「のっぽのジャスティス・ちびのギルティ」 | 鈴木慶一 | 鈴木慶一 | 鈴木慶一 | |
8. | 「夜にはつぐみの口の中で」 | 鈴木慶一 | 鈴木慶一 | 鈴木慶一 | |
9. | 「UMA」 | 原田知世 | 原田知世 | 原田知世・鈴木慶一 | |
10. | 「空から降ってきた卵色のバカンス」 | 鈴木慶一 | 鈴木慶一 | 鈴木慶一 | |
11. | 「T’EN VA PAS」(REMIX VERSION) | Regis Wargnier, Cathrine Cohen | Romano Musumarra | (REMIXED) 土岐幸男・寺田仁・鈴木慶一 | |
合計時間: |
参加ミュージシャン
- E. Guitar: HIROFUMI TOKUTAKE (M-2, M-3, M-4, M-5, M-10), OSAMU TOBA (M-7, M-8, M-9)
- A. Guitar: HIROFUMI TOKUTAKE (M-1, M-2, M-4, M-10), OSAMU TOBA (M-7)
- G. Guitar: HIROFUMI TOKUTAKE (M-5, M-6)
- Voice: KEIICHI SUZUKI (M-1, M-2)
- Chorus: WOO TITANICS (M-1), KOICHI NAGATA, YOSUKE IKEZAKI, MISAKO NODA, MAKIKO IMAI, KEIICHI SUZUKI
- Hand clap: YEE TITANICS (M-1), KOICHI NAGATA, YOSUKE IKEZAKI, MISAKO NODA, KEIICHI SUZUKI
シングル
「Attends ou va-t'en」 | ||||
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原田知世 の シングル | ||||
初出アルバム『Egg Shell』 | ||||
B面 | Une belle histoire | |||
リリース | ||||
規格 | 8cmシングルCD | |||
ジャンル |
ポップス フレンチ・ポップ | |||
レーベル | FOR LIFE | |||
プロデュース |
鈴木慶一 Co-Produced: 原田知世 | |||
原田知世 シングル 年表 | ||||
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概要
アルバム『Egg Shell』からの先行シングル[5]。表題曲「Attends ou va-t'en」(アトン・ウ・バトン) はフランス・ギャルのカバーで、邦題は「涙のシャンソン日記」。カップリング曲「Une belle histoire」(エヌ・ベル・イストワール) はミシェル・フュガン「愛の歴史」のカバーで、アルバムとは少々アレンジが異なる。
収録曲
# | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 |
---|---|---|---|---|
1. | 「Attends ou va-t'en」 | Serge Gainsbourg | Serge Gainsbourg | 鈴木慶一 |
2. | 「Une belle histoire」 | Pierre Delanoe | Michael Fugain | 鈴木慶一 |
3. | 「Attends ou va-t'en」(Karaoke) |
脚注
注釈
出典
- ^ “原田知世を変貌させた3人の男たち”. MOVIE Collection.. 2023年2月23日閲覧。
- ^ “Egg Shell 原田知世”. FOR LIFE MUSIC ENTERTAINMENT. 2023年2月23日閲覧。
- ^ “年表 1990〜”. keiichisuzuki.com. 2023年2月23日閲覧。
- ^ “原田知世 / エッグ・シェル”. CDジャーナル. 2023年2月23日閲覧。
- ^ “Attends ou va-t'en 原田知世”. ORICON NEWS. oricon ME. 2023年5月12日閲覧。
参考資料
- デビュー40周年!原田知世の魅力を引き出したプロデューサー鈴木慶一の仕事 – Re:minder
- DJ tama's MUSIC WORLD
外部リンク
- MUSIC O3 – Harada Tomoyo Official Site
- Attends ou va-t'en - 歌ネット
- ALBUM Egg Shell – 記憶の記録LIBRARY
EGG SHELL
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EGG SHELL | |
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出身地 |
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ジャンル | |
活動期間 | 2017年5月 - 2024年4月 |
レーベル | ZIP-NEXT[1] |
事務所 | MUSIC BRAIN |
共同作業者 | |
公式サイト | EGG SHELL公式サイト |
メンバー |
|
EGG SHELL(エッグ シェル)は、愛知県名古屋市を拠点とする日本の女性ボーカルユニット[2]である。グループ名は無類の卵好きであったKanakoの提案によるもの(EGG SHELL="卵の殻"の英訳である)。
2017年5月23日、専門学校名古屋ビジュアルアーツの同期生であったMaki、sakura、Miku、Kanako、Amiの5人によって結成された[3]。中京地区を中心としたライブハウスやイベントへの出演をメインに、2024年4月の解散・活動休止まで活動を続けた。
概要
R&BやHIP HOP、J-POP、バラード、アカペラなど様々なジャンルの楽曲を手掛け、メンバー全員が作詞・作曲を担当した。
メインボーカルはKanakoが務めるが、曲によってリードボーカルも交替する。 ステージでの立ち位置は向かって左からMaki、Ami、Kanako、Miku、sakuraの順[4]を基本として、曲中でも適宜ポジションチェンジが行われた。ラップの担当はAmiとsakura、MCはsakuraの担当。
各ステージでセットリストのトップに披露されるアカペラはメンバー全員でアレンジを行う[5]。
楽曲やミュージックビデオ(MV)の製作では名古屋市出身のAViA[6]、SAMON[7](ともにカルテット)、Kaijyu[8]らのサポートを受けていた[9]。
結成当時のグループ名はEgg Shell表記であったが、現在はすべて大文字でEGG SHELLと表記される。
来歴
2019年3月2日、初の単独ライブを名古屋栄 TIGHT ROPEにて開催[10]。同年11月には念願のファーストミニアルバム『RUNWAY』がリリースされた。
2021年1月、名古屋テレビ放送(メ~テレ)が放送する天気&音楽コラボ番組「Sound Storm」[11]にて、ファーストミニアルバム『RUNWAY』の楽曲がオンエアされ、同年3月と6月には同番組にてセカンドアルバム『DIAMOND』の楽曲がオンエアされた。これらテレビ放送により、東海エリアを中心に彼女たちの活動が広く知られるようになった。同年10月、「トリックアート展2021in金山」のテーマソングに「Victory」が採用された。
2022年には、中日ドラゴンズに所属する福留孝介の同年シーズンの登場曲に「Victory」が採用された。ライブ活動は豊田合成リンク[12]、アスナル金山でのライブイベントを皮切りに、4月9日(土)には東京での初ライブを成功させた[13]。5月7日の伏見ライオンシアターでのライブでは、新曲「(偽)美人」が初披露された。6月4日のライブ以降、同楽曲のCDがライブ会場の物販限定で発売され、7月2日にはSAMONがプロデュースした本作品のMVがYouTubeにて公開された。7,8月のTOKYOてふてふとの対バン全国ツアー、8月31日のMOHANAK特別ライブ、11月13日のイタにゃんこpresents うたの広場in滋賀など、愛知県外においても精力的な活動が展開される年であった。12月2日に開催された「豊田合成リンクオープニングセレモニー」では、パフォーマンスゲストとして登場し、当リンクのCMテーマソングとなる「LINK UP」が初披露された。12/3(土)のオープニングライブ[14]に引き続き、翌年3月12日まで毎週木曜日に同会場にてライブが開催された。
2023年4月17日、約2年ぶりのアルバム『MAKE BOXXX』がリリースされ、Apple Music等のサブスクリプションサイトにて配信が開始された。4月21日のライブでは、同アルバムに収録された新曲「5:40」、「ファンデーション」が披露された。5月3日には単独ライブが開催され、昼・夜の部ともに全22曲が披露された。同ライブの模様は、YouTubeにて公開されている[15][16]。翌5月4日には大阪初のライブに参加した。7月17日には名古屋にて単独ライブが行われ、昼・夜公演それぞれ15曲が披露された。10月20日にはアスナル金山でライブが開催され、この日が結成メンバー5人による最後のライブとなった。11月29日、今シーズンの豊田合成リンクでのライブ予定と12月18日のアスナル金山でのステージ予定が発表された他、12月1日付でMaki、sakura、Kanakoの3名が活動を休止することが発表された。EGG SHELLとしての活動はAmi,Mikuの2名で当面の間は継続されるとアナウンスされていた。
豊田合成リンク2023-2024シーズンでのライブ以降は各楽曲はMiku、Amiの二人のボーカル用にパートが変更された。2024年4月6日、清水にて開催されたライブに登場した。このライブがEGG SHELLとしての最後のステージとなった。4月25日、活動休止中ののメンバーも含めた5人それぞれのXとInstagramにて、EGG SHELLの解散と活動終了が公式にアナウンスされた。
メンバー
名前 | 生年月日 | アカペラ担当パート | メンバーカラー[17] |
---|---|---|---|
Maki | 1998年5月6日 | トップ | イエロー |
sakura | 1998年8月7日 | ベース | ブルー |
Miku | 1998年10月20日 | セカンド | ピンク |
Kanako | 1998年4月8日 | リード | パープル |
Ami | 1998年9月21日 | サード | グリーン |
ディスコグラフィー
CD/アルバム
タイトル | 発売日 | レーベル | 品番 | 収録曲 | |
---|---|---|---|---|---|
1st | RUNWAY | 2019年11月13日 | ZIP NEXT | ZIMB-0005 |
|
2nd | DIAMOND | 2021年2月10日 | ZIP NEXT | ZIMB-0006 |
|
3rd | MAKE BOXXX | 2023年4月17日 | MUSIC BRAIN |
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CD/シングル
タイトル | 発売日 | レーベル | 収録曲 | |
---|---|---|---|---|
1 | (偽)美人 | 2022年6月4日 |
MUSIC BRAIN |
|
2 | LINK UP | 2022年12月03日 |
MUSIC BRAIN |
|
楽曲配信
タイトル | 発売日 | レーベル | 形式 | |
---|---|---|---|---|
1 | 5-BIRTH | 2018年3月20日 | EARTH Records | AAC-LC 320kbps |
2 | ひまわり | 2020年7月15日 | VAA/ZIP NEXT | AAC-LC 320kbps |
3 | PUPPY BOY | 2020年8月19日 | VAA/ZIP NEXT | AAC-LC 320kbps |
4 | 月と歩く夜に | 2020年10月3日 | VAA/ZIP NEXT | AAC-LC 320kbps |
5 | GREATEST SHORTY | 2021年1月1日 | VAA/ZIP NEXT | AAC-LC 320kbps |
6 | 白鯨 feat. Kaiju (Remix) | 2021年6月28日 | VAA/ZIP NEXT | AAC-LC 320kbps |
ミュージック・ビデオ (YouTube)
タイトル | 公開年/月/日 | |
---|---|---|
1 | “『ゲスwho's back 』official MUSIC VIDEO”. 2022年7月8日閲覧。 | 2019/11/01 |
2 | “『 HAPPY FUSE 』official MUSIC VIDEO”. 2022年7月8日閲覧。 | 2019/11/29 |
3 | “【 君に届け 】official MUSICVIDEO”. 2022年7月8日閲覧。 | 2020/02/29 |
4 | “『ひまわり』official MUSIC VIDEO(short ver)”. 2022年7月8日閲覧。 | 2020/06/24 |
5 | “『PUPPY BOY 』official MUSIC VIDEO”. 2022年7月8日閲覧。[18] | 2020/08/05 |
6 | “『月と歩く夜に 』official MUSIC VIDEO”. 2022年7月8日閲覧。 | 2020/10/01 |
7 | “『GREATEST SHORTY』official MUSICVIDEO”. 2022年7月8日閲覧。 | 2020/12/25 |
8 | “【白鯨】official MUSICVIDEO(LIVEver.)”. 2022年7月8日閲覧。 | 2021/05/15 |
9 | “白鯨 feat. Kaijyu (Remix) MUSICVIDEO”. 2022年7月8日閲覧。 | 2021/06/27 |
10 | “【Victory】official MUSICVIDEO (LIVEver.)”. 2022年7月8日閲覧。 | 2021/07/20 |
11 | “【(偽)美人】official MUSICVIDEO”. 2022年7月8日閲覧。 | 2022/07/02 |
12 | “EGGSHELL【 LINK UP 】official MUSICVIDEO”. 2022年12月21日閲覧。 | 2022/12/21 |
楽曲参加
「丸八TRIBUTE/カルテット」(2018年12月12日、ZIP NEXT、IMB-0004)[19] - アカペラバージョンの「snow again」が収録
未発売曲
- Blue Mermaid
- you bad baby!!!
- EVERYBODY SAY!
脚注
- ^ “ZIP NEXT”. 2021年4月22日閲覧。
- ^ “【公式サイト】 EGG SHELL”. 2021年4月21日閲覧。
- ^ “専門学校 名古屋ビジュアルアーツ 【NVA】”. 2022年2月11日閲覧。
- ^ デビュー当時はリーダーのMakiがセンターで、左からAmi, sakura, Maki, Kanako, Mikuの順_であった(アルバムRUNWAYのフライヤーはこの並びである)。
- ^ 2022-2023シーズン豊田合成リンクでのアカペラセットは,夜永歌/神はサイコロを振らない(Maki), 10月無口な君を忘れる/あたらよ(sakura), CITRUS/DaiCE (Miku),シンデレラボーイ/Saucy Dog(Ami),不可幸力/Vaundy(Kanako)。
- ^ “HOME|avia - Wix.com”. 2022年2月6日閲覧。
- ^ “サモン歌と映像と無農薬野菜_現在生配信音楽番組「HOT SHOW NITE」を運営中!!@SAMON_karutetto”. 2022年7月4日閲覧。
- ^ “Kaiju Channel/facebook”. 2022年2月11日閲覧。
- ^ AViA, SAMON, 大野明宏(MUSIC BRAIN)らが、かつて大脇愛をプロデュースしていた経緯もあり、いくつかの大脇愛の楽曲がカバー(リメイク)されている。
- ^ “名古屋栄 TIGHT ROPE(タイトロープ)”. 2022年3月2日閲覧。
- ^ “Sound Storm 曲紹介”. メーテレ. 名古屋テレビ放送株式会社. 2022年2月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年2月6日閲覧。
- ^ 2021年度シーズンの豊田合成リンクCMソングに"白鯨"が採用された。
- ^ “Naveyfloorライブイベント2022.4.09”. 2022年4月9日閲覧。
- ^ 同日よりライブ会場限定で新曲"LINK UP"シングルCD(LINK UP, snow again他,全4曲)の販売が開始された。LINK UPのMVは12月21日(水)よりYouTubeにて配信中。
- ^ “EGGSHELL「(偽)美人」3rd Album 『MAKE BOXXX』release ONEMAN LIVE 2022.05.05 @新栄Heart Land”. 2023年6月4日閲覧。
- ^ “EGGSHELL「白鯨」3rd Album 『MAKE BOXXX』release ONEMAN LIVE 2022.05.05 @新栄Heart Land”. 2023年6月4日閲覧。
- ^ EGG SHELLのロゴやアルバムジャケットにメンバーカラーを用いたデザインが施されている(“CDジャケット&EGG SHELLロゴデザイン”. 2022年2月6日閲覧。)。
- ^ 常滑で撮影されたMVでは、ハンバーガーショップ(テキサスキングバーガー常滑店)内のシーンにて中川大輔、野田つばさと共演している。
- ^ “丸八TRIBUTE by Various Artists”. 2022年2月7日閲覧。
外部リンク
- Egg Shellのページへのリンク