日本DNAデータバンク
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/22 19:51 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動日本DNAデータバンク(英:DNA Data Bank of Japan、略称:DDBJ)は、日本の国立遺伝学研究所(静岡県三島市)が作成しているDNAの塩基配列の配列データベースである。
概要
DDBJはInternational Nucleotide Sequence Database Collaboration (INSDC)のメンバである。アメリカ合衆国のNCBIが提供するGenBank、および、ヨーロッパのEBIが提供するEMBLとの密接な連携のもと、「DDBJ/EMBL/GenBank 国際塩基配列データベース」を構築している三大国際 DNAデータバンクのひとつである。
データはすべて無料で公開されており、データベースの検索は、テキスト全文検索や生物名や各項目に対象を分けてできる検索などのkey wordによる検索の他、BLASTによるDNA配列やアミノ酸配列に対する相同性検索が可能である。また、ClustalWによる系統樹の計算と作成ができるサービスも行っている。 近年は、同じ情報・システム整備のライフサイエンス統合データベースセンター(DBCLS)と連携してサービスを提供している。
構成員
DDBJを運営する生命情報・DDBJ 研究センターは、国立遺伝学研究所の教授、准教授、助教、アノテーターからなる。主要な構成員は以下の通り。
外部リンク
- DDBJ Homepage - DDBJの公式サイト
- 情報・システム研究機構 国立遺伝学研究所の親組織
- ライフサイエンス統合データベースセンター(DBCLS) ライフサイエンス分野におけるデータベース統合化の拠点
「DNA Data Bank of Japan」の例文・使い方・用例・文例
- ヘリカーゼの役割はDNAの解ねんである。
- 彼は形質転換されなかった細胞からDNAを抽出した。
- 新しいDNA証拠が出たのでその事件は再捜査中である。
- ゲノムのDNAの数
- 2本の鎖からなるDNA
- 組み換え DNA.
- DNAは私たちの遺伝子の物質である
- 識別の目的で人の体組織または体液のサンプルでDNAを分析する手順
- 同じまたは近縁種の別の細胞からDNAを導入することによって(細菌性細胞を)遺伝学的に異なる細胞に変える
- 外来性DNAの摂取や合併による細胞またはバクテリアの一時的変異
- (DNAのらせん構造)にある遺伝情報をRNA、特にメッセンジャーRNAのらせん構造に変換する
- 科学者はDNAを組み変えるべきであるか
- DNAは再結合できる
- 1つの細胞に通常のDNA量を有する有機体または細胞
- 人間のb型肝炎を引き起こすウイルスと同様に、カモ、ウッドチャックそしてリスとその他のウイルスを含む動物のDNAの群
- 1ビリオンあたり2つの単一らせん構造の線状RNA分子と(RNAからDNAへの)逆転写酵素から成るウイルスのグループの総称
- 20面体のタンパク質の殻の中にDNAを含み、犬と牛の疾患を引き起こす一群のウイルスの総称
- DNAを細胞へ運ぶのに使用されるさまざまな他の媒介物
- 非反復的なDNA配列
- 既知のDNAまたは遺伝子配列に関して染色体の特定の領域に配置する
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