D1m形(Д1м)
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「ソ連運輸省D1形気動車」の記事における「D1m形(Д1м)」の解説
D1形に用いられた機械油圧式変速機は経年劣化による故障が相次いだため、変速機をハイドロダイナミックブレーキを搭載した液体式変速機のGDP 750/201(ГДП750/201)に、エンジンもM773A(12CHN 18/20)に交換した車両。旧ソ連時代の1980年代から研究は行われていたが、ヴェリコルクスキー機関車修理工場(ロシア語版)にて改造が実施されたのはロシア連邦成立後の1995年から2002年となり、変速機やエンジンの交換が行われた車両は形式名がD1m形に変更された。 D1m-720編成(2001年改造)
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D1M形(モルドバ国鉄)
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「ソ連運輸省D1形気動車」の記事における「D1M形(モルドバ国鉄)」の解説
モルドバ国鉄に受け継がれたD1形の機器を流用して製造された車体更新車。モルドバ国鉄でもD1形の老朽化は深刻であったが新製気動車を導入する費用を捻出することが困難であったため、ルーマニアのRemar(英語版)社へD1形の部品を再利用した車両を注文する事になった。流線型の車体が新造され、空調装置や近代的なトイレ、乗降扉付近の車椅子リフトなど内装もより快適なものに改められている。ディーゼルエンジン(TD1662VE, 515 kw)や変速機(H82-10)など主要機器も新たに作られたものが導入されている一方、一部の機器はD1形のものをそのまま使用している。 当初は14編成が製造される予定であったが、実際には2012年から2013年にかけて5編成が製造されている。
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