D1号輸送機(L2D1)
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「零式輸送機」の記事における「D1号輸送機(L2D1)」の解説
昭和飛行機はダグラス社と技術提携するなどして製造を開始したが、新設企業ゆえの技術者と経験の不足に悩み、最初のノックダウン5機のうち初号機は1938年(昭和13年)8月に設計図を基に製作を始め、1939年(昭和14年)9月に完成したものの、ヤード・ポンド法(フィート・インチ)をメートル法(ミリメートル)に換算する作業などに時間がかかり、5機が出揃ったのは1941年(昭和16年)5月になってからだった。この5機のうち第1、3、4号機は大日本航空に旅客機として納入され、2、5号機が海軍に納入されてD1号輸送機(L2D1)として使用された。
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