CriticalHandle.Close メソッド
アセンブリ: mscorlib (mscorlib.dll 内)


Close メソッドまたは Dispose メソッドを呼び出すことによってリソースを解放できます。SafeHandle クラスとは異なり、他のスレッドがこのハンドルを使用中であることを示す参照カウントがないため、この処理は必ず即座に実行されます。したがって、同期機構を使用して、Close メソッドを呼び出しても安全かどうかを確認する必要があります。CriticalHandle クラスを使用するクラスの大半では、ファイナライザを提供する必要はありませんが、ファイナライザが必要になる場合もあります (ファイル バッファをフラッシュする場合やメモリにデータを書き戻す場合など)。この場合、CriticalHandle の重大なファイナライザを実行する前に確実に実行されるファイナライザをクラスで提供できます。
CriticalHandle オブジェクトを使い終わったら、Close メソッドまたは Dispose メソッドを呼び出します。Close メソッドは、CriticalHandle オブジェクトを使用できない状態にします。
メモ CriticalHandle オブジェクトへの最後の参照を解放する前に、必ずClose または Dispose を呼び出します。このメソッドを呼び出さないと、カーソルが使用しているリソースは、ガベージ コレクションによって CriticalHandle オブジェクトの Finalize メソッドが呼び出されるまで解放されません。

- SecurityPermission (アンマネージ コードを呼び出すために必要なアクセス許可)。 UnmanagedCode (関連する列挙体)。LinkDemand (セキュリティ アクション)。

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition
開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。


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