ContentInfo コンストラクタ

.NET Framework クラス ライブラリ リファレンス

ContentInfo コンストラクタ (Oid, Byte[])

メモ : このコンストラクタは、.NET Framework version 2.0 で新しく追加されたものです。

ContentInfo(Oid,Byte[]) コンストラクタは、指定されたコンテンツ タイプおよびデータのバイト値配列を使用して、ContentInfo クラスのインスタンスを作成します。

名前空間: System.Security.Cryptography.Pkcs
アセンブリ: System.Security (system.security.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Public Sub New ( _
    contentType As Oid, _
    content As Byte() _
)

Visual Basic (使用法)

Dim contentType As Oid
Dim content As Byte()

Dim instance As New ContentInfo(contentType,
 content)

C#

public ContentInfo (
    Oid contentType,
    byte[] content
)

C++

public:
ContentInfo (
    Oid^ contentType, 
    array<unsigned char>^ content
)

J#

public ContentInfo (
    Oid contentType, 
    byte[] content
)

JScript

public function ContentInfo (
    contentType : Oid, 
    content : byte[]
)

パラメータ

contentType

コンテンツ タイプを指定する object identifier (OID) が格納された Oid オブジェクト。コンテンツ タイプには、data、digestedData、encryptedData、envelopedData、hashedData、signedAndEnvelopedData、signedData のいずれかを指定します。詳細については、解説を参照してください。

content

ContentInfo オブジェクトの作成に使用するデータのバイト値配列。

例外

例外の種類	条件
ArgumentNullException	null 参照を有効な引数として受け付けないメソッドに null 参照が渡されました。

解説

CMS/PKCS #7 標準文書に規定されている digestedData と encryptedData のコンテンツ タイプは、この実装では生成できません。ただし、これらのコンテンツ タイプをこのコンストラクタに渡すことは可能です。

contentType コンテンツ タイプ パラメータを構築するには、次の OID 文字列を ContentInfo(Oid,Byte[]) コンストラクタの引数として使用します。

contentType コンテンツ タイプ	OID 文字列
data	1.2.840.113549.1.7.1
digestedData	1.2.840.113549.1.7.5
encryptedData	1.2.840.113549.1.7.6
envelopedData	1.2.840.113549.1.7.3
hashedData	1.2.840.113549.1.7.5
signedAndEnvelopedData	1.2.840.113549.1.7.4
signedData	1.2.840.113549.1.7.2

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0

参照

関連項目
ContentInfo クラス
ContentInfo メンバ
System.Security.Cryptography.Pkcs 名前空間

ContentInfo コンストラクタ (Byte[])

メモ : このコンストラクタは、.NET Framework version 2.0 で新しく追加されたものです。

ContentInfo(Byte[]) コンストラクタは、データを表すバイト値配列と、コンテンツ タイプを表す既定の object identifier (OID) を使用し、ContentInfo クラスのインスタンスを作成します。

名前空間: System.Security.Cryptography.Pkcs
アセンブリ: System.Security (system.security.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Public Sub New ( _
    content As Byte() _
)

Visual Basic (使用法)

Dim content As Byte()

Dim instance As New ContentInfo(content)

C#

public ContentInfo (
    byte[] content
)

C++

public:
ContentInfo (
    array<unsigned char>^ content
)

J#

public ContentInfo (
    byte[] content
)

JScript

public function ContentInfo (
    content : byte[]
)

パラメータ

content

ContentInfo オブジェクトの作成に使用するデータのバイト値配列。

例外

例外の種類	条件
ArgumentNullException	null 参照を有効な引数として受け付けないメソッドに null 参照が渡されました。

解説

ContentInfo クラスには、次の既定のプロパティ値があります。

プロパティ	既定値
ContentType	1.2.840.113549.1.7.1 (data)

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0

参照

関連項目
ContentInfo クラス
ContentInfo メンバ
System.Security.Cryptography.Pkcs 名前空間

ContentInfo コンストラクタ

オーバーロードの一覧

名前	説明
ContentInfo (Byte[])	ContentInfo(Byte[]) コンストラクタは、データを表すバイト値配列と、コンテンツ タイプを表す既定の object identifier (OID) を使用し、ContentInfo クラスのインスタンスを作成します。
ContentInfo (Oid, Byte[])	ContentInfo(Oid,Byte[]) コンストラクタは、指定されたコンテンツ タイプおよびデータのバイト値配列を使用して、ContentInfo クラスのインスタンスを作成します。

参照

関連項目

ContentInfo クラス
ContentInfo メンバ
System.Security.Cryptography.Pkcs 名前空間