Cayenne

デジタル大辞泉

カイエンヌ【Cayenne】

読み方：かいえんぬ

南アメリカ北東部、フランス領ギアナの首都。大西洋に注ぐカイエンヌ川河口の島に位置する。17世紀半ばにフランス人が建設し、港を開いた。政治犯の流刑地となったほか、19世紀半ばにゴールドラッシュにより一時栄えた。現在はコーヒーや砂糖などの農産物の集散地であり、木材と金の積出港となっている。香辛料のカイエンペッパーの名称は同地にちなむ。

OSS用語集

Cayenne

読み方：カイエン

ObjectSytle GroupのCayenne Projectによって開発されているJavaの永続化フレームワーク（O/Rマッピングフレームワーク）。OSIによって認定されたオープンソースライセンスではない、ObjectStyle Group Software Licenseという独自のライセンスで配布されている。
Javaプログラムで扱うオブジェクトをRDBに格納したり、逆にRDBからデータを検索・取得して、それをJavaオブジェクトに変換する処理を自動化する。
オープンソースのO/RマッピングフレームワークではHibernateが有名だが、CayenneはRDBの表とクラスの対応（マッピング）をGUIのツールで定義できるなど、「機能の豊富さ」よりも「使いやすさ」を優先させているところに特徴がある。
関連見出し
Hibernate
関連URL
Cayenne（http://objectstyle.org/cayenne/）