政治犯の流刑地
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/23 19:48 UTC 版)
ヨシフ・スターリンの時代、1932年から1954年にかけてコリマ地方には多数のグラグ(強制労働収容所)が建設された。政治犯は、連邦各地から沿海州のマガダンまでの海路を経てこの流域に送り込まれ、コルィマ鉱山(金鉱、砂金採掘)、道路建設、材木伐採などの重労働に従事させられた。特にマガダンからコリマ川上流を経てヤクーツクに向かう「コルィマ街道」沿道の収容所群で多数の人々が命を落とした。この体験はヴァルラーム・シャラーモフの『コルィマ物語』などに描かれている。
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