CR70形
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/12 14:14 UTC 版)
「北海道ちほく高原鉄道CR70形気動車」の記事における「CR70形」の解説
車体は新潟鐵工所製の軽快気動車NDCの酷寒地仕様で、前面貫通扉付・16m級2扉・両運転台の普通鋼製となっており、北海道旅客鉄道(JR北海道)キハ130形と同形である。 なお、当初投入された6両については新潟鐵工所から甲種輸送により日本海縦貫線・函館本線・室蘭本線・石北本線を経て、北見駅でちほく高原鉄道に引き渡された。石北本線の北旭川 - 北見間には農作物出荷の繁忙期である秋期に貨物列車の設定があるが、同線における甲種輸送はきわめて異例の事例であった。 前面窓にはパノラミックウィンドウを採用し、貫通扉上にヘッドライト、運転台左上に手動の方向幕、下両側に前照灯・標識灯、左右両側にワンマン運転用のサイドミラーが装備されている。車体はホワイトをベースに、前面窓上から側窓上にかけてレッド、前面窓下から側窓下にかけて澄みきった青空の下緑の高原を快走する姿をイメージしたブルー・グリーンの4本のラインで塗装され中に沿線の1市6町を表す7つの星をあしらい、貫通扉下および右側の側窓と乗降扉の間に北海道ちほく高原鉄道のシンボルマークが貼り付けられている。 車内はクロスシートとトイレを装備し、運転台後部に整理券発行機と運賃箱が設置されている。冷房装置は設置されていない。定員は102名(座席46名)。 主要機器類は走行用機関としてDMF13HS(250ps・2000rpm)を1基搭載し、変速機はDBR115を採用、台車はNP122D・NP122Tを履いている。最高速度95km/h
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