CR-X/ CR-Xデルソル
初代はバラード・スポーツCR-Xの名で、1983年7月に世に出た。クルマの成立の仕方としてはシビックシリーズの一員で、ハッチバック・クーペモデルだった。エンジンは1.3Lと1.5Lで、駆動方式はFF。84年11月、1.6L・DOHCエンジン搭載のスポーティなSiを追加、スポーツ度をいっそう高めた。85年9月にはヘッドランプやバンパー、内装材の変更、可倒式ドアミラーの採用などを行った。ちなみに、CR-XとはCar Renaissanceの未知数Xという意味の造語。
87年9月、フルモデルチェンジで2代目誕生。ホンダCR-Xと呼んだ。エンジンは1.5Lと1.6Lに変わった。89年9月、1.6LのVTEC・DOHC・160psエンジンを導入、SiRというモデルを追加した。もっともスポーティなタイプだった。
92年3月、3代目へ進み、車名がCR-Xデルソルとなった。2+2から2シーター仕様に変わり、ルーフを外してオープンにできることが特徴でもあった。つまり、タルガトップのルーフ部分を取り外し、さらにリヤウインドウも下げて開放感を味わえた。ルーフはトランクに収納できたが、電動タイプもあった。デルソル(太陽の)の車名は、オープン感覚からとった。
94年9月、一部変更。インテリアのカラーリング、新色ボディカラーの採用などを行った。95年10月、一部変更。フロントエンドのデザインが変わった。エンジンを1.5L・SOHCから1.6L・SOHC・130psに換装(VXi→VGi)。この変更を最後に、97年には生産を終えた。
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