CDバブル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/06 15:02 UTC 版)
日本の音楽市場においては1990年代に、再生機器の普及が進み、人気テレビドラマやCMとのタイアップ戦略やカラオケブーム、若者層を中心とする旺盛な音楽需要に支えられ空前の「好景気」時代が到来した。 1997年、シングル年間販売数(日本レコード協会集計対象シングル、8cm+12cm)が1億6782万7000枚を記録、翌1998年は、CDアルバムの年間販売数が3億291万3000枚とピークを記録すると共に、日本国内での音楽CDの生産金額が8cm・12cmの合計で約5879億円(レコードやカセットテープを含めると約6075億円)、CD生産枚数が4億5717万枚とそれぞれ国内過去最高を記録しミリオンセラー作品が続出、後世マスコミで「CDバブル」とも回顧される活況となった。しかし翌1999年以降は売上は急速に減少、さながらバブル崩壊の様相を呈した。
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