Behavior.OnMouseMove メソッド

.NET Framework クラス ライブラリ リファレンス

Behavior.OnMouseMove メソッド

メモ : このメソッドは、.NET Framework version 2.0 で新しく追加されたものです。

BehaviorService の装飾ウィンドウにマウス移動メッセージが渡されると呼び出されます。

名前空間: System.Windows.Forms.Design.Behavior
アセンブリ: System.Design (system.design.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Public Overridable Function
 OnMouseMove ( _
    g As Glyph, _
    button As MouseButtons, _
    mouseLoc As Point _
) As Boolean

Visual Basic (使用法)

Dim instance As Behavior
Dim g As Glyph
Dim button As MouseButtons
Dim mouseLoc As Point
Dim returnValue As Boolean

returnValue = instance.OnMouseMove(g, button, mouseLoc)

C#

public virtual bool OnMouseMove (
    Glyph g,
    MouseButtons button,
    Point mouseLoc
)

C++

public:
virtual bool OnMouseMove (
    Glyph^ g, 
    MouseButtons button, 
    Point mouseLoc
)

J#

public boolean OnMouseMove (
    Glyph g, 
    MouseButtons button, 
    Point mouseLoc
)

JScript

public function OnMouseMove (
    g : Glyph, 
    button : MouseButtons, 
    mouseLoc : Point
) : boolean

パラメータ

g

Glyph。

button

クリックされたボタンを示す MouseButtons 値。

mouseLoc

移動が発生した位置。

戻り値
メッセージが処理された場合は true。それ以外の場合は false。

解説

BehaviorService の装飾ウィンドウの WndProc にマウス移動メッセージが渡されると OnMouseDoubleClick メソッドが呼び出されます。メッセージは、まず、ここで渡され、動作スタックの最上位の Behavior に伝えられます。このメソッドから true が返された場合、メッセージが Behavior によって処理され、処理を続行するべきではないことを意味します。メッセージは、ここから適切な動作へと送信されます。

.NET Framework のセキュリティ

• 直前の呼び出し元に対する完全な信頼。このメンバは、部分的に信頼されているコードから使用することはできません。詳細については、「」を参照してください。

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0

参照

関連項目
Behavior クラス
Behavior メンバ
System.Windows.Forms.Design.Behavior 名前空間
Glyph
BehaviorService
MenuCommand
その他の技術情報
方法 : デザイン モードでコントロールの外観と動作を拡張する