BBC記者の国外追放事件
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 08:57 UTC 版)
「朝鮮労働党第7次大会」の記事における「BBC記者の国外追放事件」の解説
ノーベル賞受賞者3人の訪朝に合わせ、党大会開幕前から平壌を訪問していた英国放送協会(BBC)の東京特派員が4月30日、金正恩について「太っている上、予測できない(金正日の)息子」と表現した記事を配信する。5月6日、北朝鮮当局はこの記者が金正恩に対する不敬な報道をしたという理由で身柄を拘束し、8時間にわたる取り調べを行った。この後、記者は供述書に署名をさせられ、国外退去処分となった。 この事件は5月9日、党大会の取材に参加していたCNNの記者がツイッターで報じ判明した。中国の新華社通信は、北朝鮮官僚の話としてこの事件を報じている。 党大会取材のため北朝鮮に残った別のBBCの記者によれば、北朝鮮指導部が平壌の日常を取材したBBCの報道に不満を表したという。
※この「BBC記者の国外追放事件」の解説は、「朝鮮労働党第7次大会」の解説の一部です。
「BBC記者の国外追放事件」を含む「朝鮮労働党第7次大会」の記事については、「朝鮮労働党第7次大会」の概要を参照ください。
- BBC記者の国外追放事件のページへのリンク