B6 & B7(2005 - 2014年)
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「フォルクスワーゲン・パサート」の記事における「B6 & B7(2005 - 2014年)」の解説
再び、アウディA4との姉妹関係を解消してフォルクスワーゲン・ゴルフ(5代目)とシャーシを共通化、横置きエンジンに改められたが、ボディは更に大型化された。パワーユニットもゴルフと共用、W8エンジンモデルは廃止され、日本市場には直列4気筒及びV型6気筒を投入。ワゴンの名称はヴァリアントに戻された。ハイパフォーマンスモデルであるR36は日本ではヴァリアントのみが導入された。 中国ではB5までは上海VWが製造・販売していたが、B6は一汽VWからマゴタン(Magotan )の車名で製造・販売されている。一方、上海VWはシュコダ・スペルブB5をベースにパサート領馭(Lingyu )という中国専用車を開発して販売している。 2008年1月にはデトロイト・ショーで、4ドアクーペ(クーペフォルムを持つ4ドアセダン)のパサートCC(CC)が派生車種として発表された。 2010年2月にヴァリアントのTSIコンフォートラインをベースとした特別仕様車「プライムエディション」が発売。外観には専用のフロント・リアスポイラーなどを採用し、トランスミッションは従来の6速ATから7速DSGに変更。足回りには専用のアルミニウムホイールとモビリティタイヤを特別装備された。また、R36は2009年モデルを最後に販売終了となった。 2010年のモンディアル・ド・ロトモビルにてB7を発表。ドイツ本国では同年よりデリバリーが開始された。ワルテル・デ・シルヴァによるVW車の統一デザインアイディンティティが導入された。 B7は北米地域には投入されず、代わりに後述のNMSが導入された。 2011年7月5日には一汽VWから中国仕様車が新型マゴタンとして発表された。ホイールベースがB7から100mm延長されて2,812mmとなっており、後部座席の居住性が向上されている。
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