4つの二分法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/01 00:37 UTC 版)
ブリッグスとマイヤーズは、4つの二分法(Dichotomies)が「良い」や「悪い」ではなく、人間の本質的な「好む」という選択を表したものであると理論づけている。言い換えれば、右利きの人にとって左手でものを書くことが難しいのと同様に、人が自分と反対の選好を難しいと感じる傾向にあるものの、練習と発達を繰り返すことで柔軟になることができる。 また、各二分法に使用される用語は専門的な意味を持つため、日常的な用法とは異なる。例えば、「知覚」よりも「判断」を好む人は、必ずしも批判的であったり、洞察力が低いわけではない。同様に、「内向」よりも「外向」を好む人が、必ずしも外向的であるということでもない。それは単に、ひとつの選好が他のものより優先されていることを示しているだけであって、機器によって測定された絶対的な適性というわけでは決してない。 興味関心の方向(Favorite world) E - 外向型(Extravertion) I - 内向型(Introvertion) ものの見方(Information) S - 感覚型(Sensation) N - 直観型(Intuition) 判断の仕方(Decisions) T - 思考型(Thinking) F - 感情型(Feeling) 外界への接し方(Structure) J - 判断型(Judging) P - 知覚型(Perceiving) ※名称については公式ウェブサイトを参照。
※この「4つの二分法」の解説は、「MBTI」の解説の一部です。
「4つの二分法」を含む「MBTI」の記事については、「MBTI」の概要を参照ください。
- 4つの二分法のページへのリンク