3歳ダート2連勝
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 16:46 UTC 版)
「ゴールドアリュール」の記事における「3歳ダート2連勝」の解説
芝のダービー挑戦後は、ダートに再転向し、ダートのダービーに挑戦。7月4日、大井競馬場のジャパンダートダービー(GI)に臨む。武豊が舞い戻り、単勝オッズ1.5倍の1番人気の支持だった。相手は大井所属、全日本2歳優駿や羽田盃優勝馬プリンシパルリバーや、中央所属の兵庫チャンピオンシップ優勝馬インタータイヨウ、中央4頭、南関東11頭の対決だった。スタートからハナを奪って逃げ、マイペースで先導。直線では他の追い上げなく、反対に突き放す一方だった。後方に7馬身差を付けて入線。GI級競走初勝利、走破タイム2分4秒1はレースレコードだった。加えて武は、大井の重賞初勝利。また、芝のダービーをタニノギムレットで制しているため、同一年の芝ダートのダービーをいずれも勝利を挙げている。さらに父サンデーサイレンスにとっては、産駒初めてダートGI優勝を記録している。この後は、山元トレーニングセンター経由で、社台ファームで夏を過ごした。 9月23日、盛岡競馬場のダービーグランプリ(GI)に臨む。競馬場へ輸送された際に渋滞にはまってしまい痩せた状態で到着、馬体重は前走からマイナス12キログラム減の状態だった。それでも単勝オッズ1.1倍の1番人気、相手には船橋所属、平和賞や中央のユニコーンステークス優勝馬ヒミツヘイキ、ダートダービーで2着に下したインタータイヨウだった。スタートから再びハナ奪い、逃げに出る。他の馬に競りかけられないまま先頭で直線に向いたが、持ったままの状態だった。直線では、促されないまま後続を突き放し、10馬身差をつけて入線を果たす。GI2勝目、日本の3歳ダートGI独占を果たした。
※この「3歳ダート2連勝」の解説は、「ゴールドアリュール」の解説の一部です。
「3歳ダート2連勝」を含む「ゴールドアリュール」の記事については、「ゴールドアリュール」の概要を参照ください。
- 3歳ダート2連勝のページへのリンク