馬体重
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/28 00:59 UTC 版)
サラブレッドの平均的な馬体重は450kg~500kgとされるが、本馬の馬体重は最小記録が330kg、最大でも354kg(2021年10月31日現在)と、非常に小柄である。 JRA史上最高馬体重での出走記録(640kg)と優勝記録(626kg)を保持するショーグンと比較するとおよそ5割程度の馬体重となり、JRA史上最高馬体重でのGI勝利記録を持つヒシアケボノ(1995年スプリンターズステークス優勝時の馬体重が560kg)や日本史上最高馬体重でのGI勝利記録を持つアポロケンタッキー(2016年東京大賞典優勝時の馬体重が565kg)、JRA史上最高馬体重での重賞勝利記録を持つサトノティターン(2019年マーチステークス優勝時の馬体重が572kg)などと比較してもおよそ6割程度の馬体重しか持ち合わせていない。 馬体重が非常に小さいため、馬体重に対する負担重量の割合も大きい。菊花賞出走時の斤量55kgは馬体重(340kg)比で約16%に達し、大型馬として知られたキタサンブラック(菊花賞出走時の馬体重530kg)に換算すると約86kgの斤量を背負っていることになる。 本馬以前に300kg台の馬体で好成績を残した馬は、1971年の優駿牝馬に優勝したカネヒムロ(出走時384kg、GI競走優勝馬史上最軽量)、1992年の阪神3歳牝馬ステークスを制したスエヒロジョウオー(出走時390kg、カネヒムロに次ぐ史上2位の記録)、古くには1959年の中山大障害(春)優勝馬オータジマ(馬体重発表以前であったが350kgほどの馬体とされる)などが挙げられる。 なお地方競馬も含めた日本全体での史上最小馬体重出走記録は、大井競馬場所属で本馬の1歳年下にあたる牝馬バジガクモミジが記録した315kgである。
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