2019年~2021年: 『ファイン・ライン』
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「ハリー・スタイルズ」の記事における「2019年~2021年: 『ファイン・ライン』」の解説
"Lights Up "は2019年10月にリリースされたスタイルズの2ndアルバム『ファイン・ライン』からのリードシングルで、全英3位でデビューした。 音楽ライターのジョン・カラミカによると、この曲は「ソフトタッチでポップなスリップストリームに再突入する」のが特徴であるとしている。 11月に『サタデー・ナイト・ライブ』の司会と音楽ゲストとして "ダブル・デューティー "を演じた。 また、12月にはジェームズ・コーデンとの『ザ・レイト・レイト・ショー』で再びゲスト司会を務めた。 同月にリリースされた2ndシングル「Adore You」はイギリスで7位、アメリカでは6位を記録した。2ndアルバム『ファイン・ライン』はイギリスで3位、アメリカのチャートでもトップとなり、1991年にニールセン・サウンドスキャン(Nielsen SoundScan)のトラッキングが開始されて以来、イギリス人男性アーティストのアメリカでの最大のセールス・デビュー記録を更新した。 このアルバムは、カリフォルニア州マリブのシャングリラ・スタジオで、デビュー・アルバムと同じ制作チームと共にレコーディングされたもので、ハリー・スタイルズに似たサウンドを特徴としながらも、ファンクやソウルの要素を取り入れている。フリートウッド・マックのシンガー、スティーヴィー・ニックスはこのアルバムを「Styles's rumors」(フリート・ウッドマックの大ヒットアルバム『噂』に喩えている)と呼び、このアルバムをきっかけに新しい音楽を書くようになったとコメントしている。 2020年にはリカット・シングル「Falling」と「ウォーターメロン・シュガー 」がリリースされた。 「ウォーターメロン・シュガー」は自身初の全米チャート1位獲得曲となった。そしてまた、「Adore You」と「Watermelon Sugar」はUS POP RADIO CHARTで彼のキャリア初の一位を獲得した。 2020年のブリット・アワードでは、スタイルズは英国男性ソロ・アーティスト賞とアルバム・オブ・ザ・イヤーにノミネートされた。第48回のアメリカン・ミュージック・アワードでは「Favorite Pop/Rock Album」賞を受賞した。Love On Tourと名付けられたツアーは、2020年を通して開催される予定だった。 しかし、2020年4月、スタイルズはCOVID-19パンデミックのために、2021年まで延期した。 2020年3月にはNPRタイニーデスクのコンサートを行った。 2020年7月には、ハリーはリラクゼーションアプリ「Calm」のために「Dream with Me」と題したベッドタイムストーリーのナレーションを行った。純資産総額は7500万ドル以上。 2021年のグラミー賞では、<最優秀ポップ・ヴォーカル・アルバム>、<最優秀ポップ・ソロ・パフォーマンス>、<最優秀ミュージック・ビデオ>の3部門にノミネートされ、「Watermelon Sugar」で<最優秀ポップ・ソロ・パフォーマンス>賞を受賞した。また同年のブリット・アワードでは、「Watermelon Sugar」がブリティッシュ・シングル・オブ・ザ・イヤー賞を受賞した。 2021年11月に公開されたマーベル作品『エターナルズ』に“エロス/スターフォックス”としてカメオ出演を果たした。また同月、ビューティー・ブランド<Pleasing>をローンチさせた。
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