2019年度予算案
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2019年(平成31年)2月25日、彦根大花火大会の中断と彦根ばやし総おどり大会の廃止、中学校舎の改修の延伸などを盛り込んだ2019年度一般会計当初予算案を市議会に提出。ところが定例会最終日の3月20日、同予算案は反対18、賛成5により否決された。彦根市は予算案が成立しないまま議会が閉会する異例の事態になった。また同日、議会は大久保に対して不信任案を提出したが、可決に必要な18人の賛成には1票差で届かず、否決された。否決を受けて市側は暫定予算案を組んで市議会に提出し、3月28日に可決。 しかし、この暫定予算案からは市のキャラクターひこにゃんの運営関連経費が外された。「ひこにゃんの活動は義務的性質を有しない」という大久保の判断による削除であったが、暫定予算案可決後にひこにゃんの「活動危機」の報道が流れ、ひこにゃんの活動を市に代わって受託していた日本ご当地キャラクター協会と大久保の協議の結果、暫定予算期間中は協会がクラウドファンディングなどによってひこにゃんの活動資金を集め、本予算成立までひこにゃんの活動を主導していくこととなった。一連の騒動で大久保は「ひこにゃんを危機に陥れた市長」と呼ばれるようになり、直後の4月13日に行われたひこにゃんの誕生日イベントでは、大久保自らがこの「悪評」を挨拶に取り入れる一幕もあった。その後、5月27日にひこにゃんの運営関連経費が盛り込まれた予算案が再提出され、大久保はひこにゃんが活躍できる環境づくりを約した。なお、再提出された予算案は6月19日に可決された。
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