2016年 全豪ベスト4 ウィンブルドン準優勝 世界3位
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「ミロシュ・ラオニッチ」の記事における「2016年 全豪ベスト4 ウィンブルドン準優勝 世界3位」の解説
元世界ランキング1位のカルロス・モヤをコーチに迎え、年初のブリスベン国際ではロジャー・フェデラーに決勝で6-4, 6-4で勝利しツアー8勝目と好調なスタートを切る。全豪オープンでは、4回戦でスタン・ワウリンカに6-4, 6-3, 5-7, 4-6, 6-3で初勝利を挙げ、2年連続ベスト8。準々決勝ではガエル・モンフィスに6-3, 3-6, 6-3, 6-4で初勝利を挙げ、全豪では自身初のベスト4を決める。準決勝ではアンディ・マリーに第3セットまではリードするも、右足を負傷してからは目に見えて動きが悪くなり、6-4, 5-7, 7-6(4), 4-6, 2-6の4時間2分のフルセットで敗れた。その後怪我のため2月に出場予定だった大会とデビスカップを辞退した。3月のBNPパリバ・オープンでは2年連続ベスト4進出。準決勝でダビド・ゴファンに6-3, 3-6, 6-3で勝利し、決勝に進出。決勝でノバク・ジョコビッチに2-6, 0-6で敗れ、準優勝。5月2日付の世界ランキングでトップ10に復帰。全仏オープンでは、4回戦でアルベルト・ラモス=ビニョラスに2-6, 4-6, 4-6で敗れた。ウィンブルドンで3回の優勝を誇るジョン・マッケンローを臨時コーチに招聘して迎えた芝シーズンは、前哨戦のエイゴン選手権では決勝でマリーに敗れ準優勝。ウィンブルドンでは4回戦でダビド・ゴファンに2セットダウンから4-6, 3-6, 6-4, 6-4, 6-4で逆転勝ち。準々決勝でサム・クエリーを6-4, 7-5, 5-7, 6-4で勝利し、2年ぶりのベスト4進出。準決勝でロジャー・フェデラーを6-3, 6-7(3), 4-6, 7-5, 6-3で破り、自身初、そしてカナダ人男子として初めてグランドスラムシングルス決勝進出を果たす。初優勝をかけた決勝ではマリーに4-6, 6-7(3), 6-7(2)で敗れ、準優勝となった。2016年リオデジャネイロオリンピックはジカ熱を懸念し欠場した。全米オープンでは2回戦の第2セットで全身けいれんを起こし、ライアン・ハリソンに7-6(4), 5-7, 5-7, 1-6で敗れた。10月に2度目のATPワールドツアー・ファイナルズ出場を決めた。ATPワールドツアー・ファイナルズでは初戦ガエル・モンフィスに6-3, 6-4で同大会初勝利をあげる。第2戦ではジョコビッチに6-7(6), 6-7(5)で敗れるも、第3戦でドミニク・ティームに7-6(5), 6-3で勝利し、準決勝進出を決めた。準決勝ではマリーに3時間38分の接戦の末7-5, 6-7(5), 6-7(9)で敗れた。年間最終ランキングで自己最高の3位となった。
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