2007年3月発表
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「大阪2011年問題」の記事における「2007年3月発表」の解説
阪急百貨店は3月26日、建て替え中の梅田本店が全館完成して営業開始する時期が当初予定していた2011年春から同年10月~12年3月にずれ込む見通しを発表した。これは工事の進み具合が遅れているためとのことで、第I期工事分の営業開始も当初予定の2007年秋から2008年10月 - 2009年3月に遅れる。 合わせて梅田本店建て替え工事中の売場面積確保と競争力強化・顧客サービスの充実を目的に2008年2月、HEPナビオ地下1階 - 地上5階の物販部分へ出店することを発表した。 紳士服や雑貨を集めた「メンズ館」に改装し隣接する梅田本店の6、7階にあるメンズ売り場をすべて移転させる計画。伊勢丹のメンズ館同様、ビジネススーツからカジュアルまでの内外の高級ブランドを網羅するほか靴やバッグ、ベルト、財布などの紳士用品をとりそろえる計画。男性用化粧品店などの出店も検討している。阪急は「メンズ館」のノウハウを持つ伊勢丹との経営統合を決めた三越が2011年に梅田に新店を出すのを前に、先手を打って男性客の囲い込みを狙う。これに伴いHEPナビオは10月28日をもって地下1階 - 地上5階までが閉館、2008年2月1日に「阪急百貨店メンズ館」としてオープンした。本店の建て替え完了するまで期間限定の案もあったようだが、建て替え完了後も本店(婦人向け)とナビオ(メンズ館)の棲み分けを続けるという。
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