2006年3月以降の区分
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「コンピュータエンターテインメントレーティング機構」の記事における「2006年3月以降の区分」の解説
ウィキデータにはCEROレーティングのプロパティであるP853があります。(使用状況) 2006年2月17日、社団法人コンピュータエンターテインメント協会が、同年3月以降の審査分からこれまでのレイティング区分を変更することを発表した。 これまでの区分では対象年齢以上推奨にとどまり、販売および頒布に対しては明確な制約は加えられていなかったが、神奈川県知事松沢成文(当時)らが『グランド・セフト・オートIII』を有害図書に指定し、さらに神奈川県や東京都をはじめとする地方自治体の要請から、レイティング区分を見直し、これまでの「18才以上対象」を分割し、「Z(18才以上のみ対象)」と「D(17才以上対象)」の2区分を新たに設けた。 「Z(18才以上のみ対象)」に区分されたゲームソフトは流通業界・販売店による自主規制により、その年齢に満たない者への販売及び頒布を禁ずると共に年齢の確認を要することとし、青少年保護育成条例においても有害図書扱いとされるようになったことに加え、CESAが行った「CERO年齢別レーティング制度の第4回実態調査結果」(2010年3月)により、保護者(第三者)が「Z」区分のソフトを代理で購入するようになったと指摘されたため、「保護者がプレイするために購入するのか」を確認するなどの対応もとられるようになっている。 改訂にともない、改訂以前に発売された「18才以上対象」に区分された一部のゲームソフトは、暴力や犯罪などの表現とその度合いにより「18才以上のみ対象」あるいは「17才以上対象」のいずれかに分けられた。また、区分を分かりやすくするため、対象年齢の数字からA・B・C・DおよびZの英文字を大きく出す形に変更され、さらにパッケージの背表紙部分には区分ごとに異なる色も設けられた(以下の表の通り)。 レイティング区分対象年齢背表紙帯色説明書 A 全年齢対象 黒 (■) B 12才以上対象 緑 (■) C 15才以上対象 青 (■) D 17才以上対象 橙 (■) Z 18才以上のみ対象 赤 (■) また、「教育・データベース」および「審査予定」のものに対しては、以前のレイティング制度から変更はされていない。また、背表紙の区分部分の背景色も用意されていない。
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