2002-06(ローラ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/06 14:32 UTC 版)
「ダイソン・レーシング」の記事における「2002-06(ローラ)」の解説
2002年シーズン半ば、チームはMG-ローラ・EX257(英語版)で、LMP675クラスへの参戦を発表した。これはローラとエンジンビルダーのアドヴァンスド・エンジン・リサーチ(AER)との長期にわたるパートナーシップの始まりだった。AERは2002年のLMP675エンジンメーカー選手権で1位だった。 2003年シーズン、ウィーバーとライツィンガーがソノマでLMP900クラスのアウディ・R8を下して総合優勝を上げた。LMP675クラスの車がALMSで総合優勝したのはこれが初めてであり、チームはクラスでも1-2位だった。クリス・ダイソン、チャド・ブロック、ディディエ・デ・ラディゲスがセブリング12時間レースでチーム初のクラス優勝を含め、計6回のクラス優勝を上げた。チームはLMP675クラス、チームタイトルを獲得し、クリス・ダイソンはドライバーズタイトルを獲得した。 2004年シーズン、ALMSの規制の再調整に伴い、チームはほとんど変更されていない、MGローラ-AERでLMP1クラスに移動した。ウィーバーとライツィンガーはモスポートで勝利を収め、#16と#20号車は計11回の表彰台を獲得した。チームはクラス2位で、ドライバーのジェームス・ウィーバーとブッチ・ライツィンガーが2位、アンディ・ウォレスが3位だった。 2005年シーズン、チームはオフシーズンにタイヤをミシュランに切り替えた。ミッドオハイオでチーム初のLMP1クラス、ワンツーフィニッシュを達成した。ウィーバーとライツィンガーはモスポートでも優勝した。チームはチャンピオン・レーシングに次ぐランキング2位で、クリス・ダイソンはドライバーズランキングで2位になった。 2006年シーズン、セブリング12時間レースでデビューしたディーゼルエンジンのアウディ・R10に対して、ダイソン・レーシングは2台の新型ローラ・B06/10(英語版)-AERをLMP1クラスで走らせた。チームはLMP1でアウディに次ぐ2位でフィニッシュした。ジェームス・ウィーバーはチャンピオンシップ2位で、マツダ・レースウェイ・ラグナセカでの最終戦の後、現役を引退した。ALMSメディアガイドは彼を「どの分野関係なく、世界で最も優れたレーシングドライバーの一人」と呼んだ。彼は30年間のキャリアの内20年をダイソン・レーシングでドライブし、引退後もコンサルタントとしてチームに協力している。
※この「2002-06(ローラ)」の解説は、「ダイソン・レーシング」の解説の一部です。
「2002-06(ローラ)」を含む「ダイソン・レーシング」の記事については、「ダイソン・レーシング」の概要を参照ください。
「2002-06」に関係したコラム
-
株式の投資基準とされるROAとは、総資本の経常利益の割合をパーセンテージで表したものです。ROAは、Return on Assetの略で、総資本経常利益率といいます。ROAは次の計算式で求めることがで...
-
株式の投資基準とされるROS(Rate of Sales)とは、企業の売上高の経常利益の割合をパーセンテージで表したものです。ROSは、売上高経常利益率、売上高利益率などともいいます。ROSは、次の計...
-
株式の投資基準とされる売上高純利益率とは、企業の売上高の純利益の割合をパーセンテージで表したものです。売上高純利益率は、次の計算式で求めることができます。売上高純利益率=純利益÷売上高×100売上高純...
-
株式の投資基準とされる経常利益伸び率とは、企業の予想経常利益が最新の経常利益の何パーセント増加しているかを表したものです。予想経常利益が伸びればその分、株価も上昇するのが一般的とされています。経常利益...
-
株式の投資基準とされる売上高連単倍率とは、企業の連結決算ベースの予想売上高が個別財務諸表ベースの予想売上高の何倍かを表したものです。売上高連単倍率は、次の計算式で求めることができます。売上高連単倍率=...
-
東京証券取引所(東証)では、規模別株価指数の算出のために一部上場銘柄を大型株、中型株、小型株の3つに分類しています。その基準は、時価総額や株式の流動性などによって順位づけしたものになっています。大型株...
- 2002-06のページへのリンク