二十の質問
二十の質問(にじゅうのしつもん)とはもの当てパズルゲームの一種である。
ルール
- 出題者は1単語で表現可能なものを答えとして準備する。ただし回答者には教えない。
- 回答者は答えを導くための質問を合計20問まで行うことが出来る。
- 質問は「はい」「いいえ」で回答可能な形式でなければならない。
- 出題者は必ず「はい」「いいえ」で回答をし、嘘をついてはならない。
- 質問の代わりに回答を行うこともできる。
- 回答者は、正解した場合には次の出題者となる。
派生ルール
- 出題者が予めジャンルを予告しておく。
プレイ例
- Q1「それは生き物ですか」A「はい」
- Q2「それは抱くと暖かいですか」A「はい」
- Q3「それは飛べますか」A「いいえ」
- Q4「それは私より大きいですか」A「はい」
- Q5「それは私が飼うことが出来ますか」A「いいえ」
- Q6「それは肉を食べますか」A「いいえ」
- Q7「それにはふかふかの毛皮がありますか」A「いいえ」
- Q8「それは黄色ですか」A「いいえ」
- Q9「もしかして象ですか?」A「その通りです」
ラジオ・テレビ
アメリカではこのクイズ形式を用いた番組としてラジオで1946年2月2日から1954年3月27日まで、テレビで1949年11月2日から1955年5月3日までTwenty Questionsという番組が放映された。
日本でも1947年11月1日から1960年4月2日までNHKラジオ放送でこの形式のクイズを用いた二十の扉という番組が放映された。
この番組では第1ヒントの前に「動物」「植物」などのジャンル分けがされる派生ルールが採用された。
ゲーム
質問者の代わりを筐体より行われるゲームとしてバンダイより20Qが開発されている。
関連項目
外部リンク
- Web上の二十の質問(20Q)。多言語対応で無料。
20の質問
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/04 04:55 UTC 版)
「ギャンブラーズ・アノニマス」の記事における「20の質問」の解説
GAでは自分のギャンブルに問題があるのか悩んでいる人に以下のような質問を設けている。 20の質問 1.ギャンブルのために仕事や学業がおろそかになることがありましたか? 2.ギャンブルのために家庭が不幸になることがありましたか? 3.ギャンブルのために評判が悪くなることがありましたか? 4.ギャンブルをした後で自責の念を感じることがありましたか? 5.借金を払うためのお金を工面するためや、お金に困っている時に何とかしようとしてギャンブルをすることがありましたか? 6.ギャンブルのために意欲や能率が落ちることがありましたか? 7.負けた後で、すぐにまたやって、負けを取り戻さなければと 思うことがありましたか? 8.勝った後で、すぐにまたやって、もっと勝ちたいという強い欲求を感じることがありましたか? 9.一文無しになるまでギャンブルをすることがよくありましたか? 10.ギャンブルの資金を作るために借金をすることがありましたか? 11.ギャンブルの資金を作るために、自分や家族のものを売ることがありましたか? 12.正常な支払いのために「ギャンブルの元手」を使うのを渋ることがありましたか? 13.ギャンブルのために家族の幸せをかえりみないようになることがありましたか? 14.予定していたよりも長くギャンブルをしてしまうことがありましたか? 15.悩みやトラブルから逃げようとしてギャンブルをすることがありましたか? 16.ギャンブルの資金を工面するために法律に触れることをしたとか、しようと考えることがありましたか? 17.ギャンブルのために不眠になることがありましたか? 18.口論や失望や欲求不満のためにギャンブルをしたいという衝動にかられたことがありましたか? 19.良いことがあると2・3時間ギャンブルをして祝おうという欲求がおきることがありましたか? 20.ギャンブルが原因で自殺しようと考えることがありましたか? 7つ以上当てはまる人は強迫的ギャンブラーの可能性が極めて高い。 — GA日本のウェブサイトより引用
※この「20の質問」の解説は、「ギャンブラーズ・アノニマス」の解説の一部です。
「20の質問」を含む「ギャンブラーズ・アノニマス」の記事については、「ギャンブラーズ・アノニマス」の概要を参照ください。
- 20の質問のページへのリンク