2 Moravské tanceとは? わかりやすく解説

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ヤナーチェク:2つのモラヴィア舞曲

英語表記/番号出版情報
ヤナーチェク2つのモラヴィア舞曲2 Moravské tance作曲年: ca.1904年 

作品概要

楽章・曲名 演奏時間 譜例
1  Dymak - Starodavny - Valaska - Pozehnany - PilkyNo Data No Image
2  Kalanajka - Trojky - Seerecka - Kolo - CeladenskyNo Data No Image

作品解説

執筆者: 小崎 紘一

 早くから自身の作品民謡取り入れていたヤナーチェクであったが、自身知っているメロディやふと耳にしたうたなどを書きとめ、作品反映させる程度であった。しかし、民俗学者フランチシェク・バルトシュとの出会いによってモラヴィア音楽彼の音楽的要素中でも欠かせないものとなってくる。
 バルトシュヤナーチェク自身フィールドワークへと連れ出した鉄道などの交通機関整備されていない場所(昔ながら文化そのまま生きている)を対象としたその旅は厳しいものであったが、そこで触れ音楽ヤナーチェク与えたものは計り知れない
 モラヴィア厳密には東モラヴィア地方)の民謡例えボヘミア器楽和声などの面で西欧都市影響見られるのに較べて構造的に東欧の古い起源遡る歌唱自由な朗唱であり、主にひとつの音を声量いっぱいの声で、長く延ばしながら歌われる演奏用いられるのはバグパイプ(または小型コントラバス)、数本ヴァイオリン羊飼いの笛にツィンバロン(この大きな打鍵楽器作曲家たちの注目をあつめストラヴィンスキーらも作品取り入れている。コダーイハーリ・ヤーノシュ》が特に知られている)。
 1888年から採取され民謡編纂作曲し、曲集としてまとめられたのは1904年ころ。各曲とも短い5つずつの舞曲から成り通して演奏して10分に満たない前述モラヴィア舞曲のパーカッシヴな側面歌謡的な側面がひとつの組曲中に見事に組み込まれている。
第一曲:
Dymak - Starodavny - Valaska - Pozehnany - Pilky
第二曲:
Kalanajka - Trojky - Seerecka - Kolo - Celadensky




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