2部降格とアル=タニ独裁の終焉
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 04:46 UTC 版)
「マラガCF」の記事における「2部降格とアル=タニ独裁の終焉」の解説
2017-18シーズン、プリメーラ残留に向けて夏の移籍市場では12人、冬には8人もの選手を補強したが、いずれも実ることはなく、開幕5連敗を喫するなど、不安定なスタートとなった。1月中旬のヘタフェCF戦に敗れ、降格圏の19位に転落すると、監督のミチェルを解任し、後任にホセ・ゴンサレスを据えた。しかし、状況は改善されるどころか就任後リーグ戦7連敗など悪化の一途をたどり、後半戦は20位から一度も抜え出すことなく、11シーズンぶりのセグンダ降格が決定した。降格の要因には、サンドロ・ラミレスに代わるエース候補とされたボルハ・バストンの不調、カタール人オーナーのアル=タニによるワンマン経営などがあった。降格後も杜撰な経営が続き、2019-20シーズンにはレスター・シティからフリーで加入した岡崎慎司やレンタル先から復帰したホセ・ロドリゲスがサラリーキャップの問題で選手登録が開幕に間に合わない事態となった。クラブは抗議したものの岡崎はわずか1ヶ月で退団(その後同じスペインのウエスカに加入)、ロドリゲスはフエンラブラダにレンタル移籍となった。2020年2月19日、アル=タニはクラブの資金を私的に利用した横領などの容疑で一時的に解任され、後任には裁判所が指名したホセ・マリア・ムニョスが就任した。
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