2車線化計画
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 20:04 UTC 版)
「東京都道256号八王子国立線」の記事における「2車線化計画」の解説
日野橋交差点から国立インター入口交差点までの国立市内の区間は、4車線であるが、通常の4車線よりも車線の幅員が狭く、右折レーンを設置している交差点付近では、2車線(片側1車線)になる。また、歩道も1メートル未満の幅員しかなく、歩行者がすれ違うのに支障をきたすほどである。 これは、1964年(昭和39年)の東京オリンピックの頃に、多摩川の砂利を建築資材として都心に運搬するため、交通量が増加することを見越して、2車線を4車線にしたが、その際に、歩道を削り、歩道上の電柱を隣接民有地に移すなどの方法が採られ、都市計画決定上16mのはずの幅員が、実際には15m程度であるためである。 そのため、日野バイパスの全通に続いて、周辺道路の整備状況によって、歩道が狭い日野橋交差点から終点にかけての2車線化と歩道の拡幅に関する計画がある。日野バイパスの全通後1年で、谷保でのこの路線の通行量は、1日3万8500台から3万2400台に約16%減少している。しかし、東京都は、通行量が2万2000台に減少することを2車線化の目安としており、そのためには周辺の道路ネットワークの整備が不可欠であることから、まだ時間がかかる見込みである。
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