2作目『Moonwink』
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/07/12 14:40 UTC 版)
「ザ・スピント・バンド」の記事における「2作目『Moonwink』」の解説
再びレコーディングをすることになったバンドは、自己流を貫くべくマネージャーや監督をする人がいない状態で、自分たちが長年憧れてきたアーティスト何人かに自ら連絡を取ってみたところ、バンド自身も驚いたことに、あっさり大物二人から快諾を得た。ウィルコやビルト・トゥ・スピルを手掛けてきたデイヴ・トラムフロがロサンゼルスでプロデュースを、トム・ウェイツ、ポール・サイモンやロス・ロボスを手掛けてきたチャド・ブレイクがロンドンでミキシングを担当することになった。彼らが参加したおかげで音楽が「次のレベル」に達したとジョンは評価している。 アルバム2作目『Moonwink』は前作と違いもっと“計算”されている。ニックによると「今回は12、3曲をアルバムに入れることを前もって計画して、ちゃんとスタジオの時間を予約して、より集中してアルバムを作り上げる」作業だった。バンドはリハーサルや編曲に6か月費やし、レコーディングに5週間かけた。今作では様々な楽器のそれぞれの音を重視し、さらに編成もユニークなものを心がけており、アーティストとして成長できたと自信をもってニックは語る。「すべての音のための場所を確保できるようアレンジした。ブレイク氏からも多大な貢献があった」。 全米では2008年10月7日に『Moonwink』がリリースされ、これに伴いバンドは再び全米とヨーロッパ・ツアーを開始した。
※この「2作目『Moonwink』」の解説は、「ザ・スピント・バンド」の解説の一部です。
「2作目『Moonwink』」を含む「ザ・スピント・バンド」の記事については、「ザ・スピント・バンド」の概要を参照ください。
- 2作目『Moonwink』のページへのリンク