1995(平成7)年の地震
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「喜界島地震」の記事における「1995(平成7)年の地震」の解説
今村(1913)により求められた震源の近くでは、1995年(平成7年)10月18日19時27分に北緯28度02分、東経130度28分、深さ38km(喜界島南東約54km)で気象庁マグニチュード 6.9(Mw 7.3)の本震と、翌日の10月19日11時41分 気象庁マグニチュード 6.7(Mw 6.9) の余震が発生した。正断層型のプレート内地震と考えられている。この2つの地震では、斜面及び石垣の崩壊や津波を観測している。津波は、18日の地震では地震から11分から12分後に引き波の第一波が、1時間20分後に浦原で水位上昇値 3mの津波を観測しているが津波の高さは地震の規模に比べ特に高かった。なお、津波の到達に先立ち、本震の4分後に断層面が破壊された時に発せられたと考えられる鳴動音が約10秒間聞こえた。前兆活動は、5月19日 M3.8 から始まり断続的に有感地震を記録していた。
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