1995年のアジア・パシフィックスーパーベースボール
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「アジアシリーズ」の記事における「1995年のアジア・パシフィックスーパーベースボール」の解説
第1回アジアシリーズから遡る事10年前の1995年に、アジアプロ野球のトーナメントが開催された実績がある。大会名は「アジア・パシフィックスーパーベースボール」。これは当時、福岡ダイエーホークスの親会社ダイエーの会長だった中内㓛がアジア進出を狙い創設。11月23・24日に福岡ドームで開催された。ただし、この大会はいわゆるダイエーによる招待制の大会で今日のアジアシリーズとは異質の大会であった。また、当時国内リーグがなかった中国の代わりにオーストラリアの選抜チームを招待していた。 参加4チームがノックアウトトーナメントで争った。参加チームは以下の通り。 福岡ダイエーホークス(最終結果:3位) 統一ライオンズ(最終結果:1位) ハンファ・イーグルス(最終結果:2位) オーストラリア選抜チーム(最終結果:4位) 試合は1回戦で台湾王者の統一が開催国のダイエーを1-0で退けて決勝戦へ進み、決勝戦でも韓国王者のハンファを3-1で下して王座を手にした。一方、ダイエーはオーストラリア選抜に辛勝で3位となった。この大会を継続して将来のアジアシリーズへ発展させる話もあったが、1回限りで終わった。
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