1941年の橋
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 15:48 UTC 版)
1934年(昭和9年)11月小松川橋の下部工の建設に着手し、80万円の工費を投じて1937年(昭和12年)11月に完了し、引き続き上部工が建設され総工費247万円を投じて今までの橋の川上側に並行して永久橋として架け替えられて1941年(昭和16年)10月竣工され、小松川橋が開通した。竣工式は同年11月20日に川西實三東京都知事が参列する中橋詰にて行なわれた。橋長656メートル(荒川渡河区間500.9メートル、中川渡河区間130.45メートル、その他24.65メートル)、幅員18.0メートル(車道11.5メートル、歩道3.25メートル×2)、支間長54メートル。荒川低水路に架かる主径間は5連の鋼下路ブレースドリブタイドアーチ橋で、荒川高水敷および中川は共に単純鋼鈑桁橋(プレートガーダー)を有していて、当時として東洋一の規模の橋であった。上部工の施工は桜田機械(サクラダ)が担当した。また、橋脚である下部工は井筒基礎および杭基礎を使用していた。
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